意外や意外、思ったよりも使い勝手の良いロサンゼルスの公共交通機関をご紹介

ロサンゼルスといえば、アメリカで最も人気の観光都市のひとつですが、見どころが近郊に点在し地下鉄やバスなど交通機関の利用が大変なイメージがあります。しかしそれも今は昔、近年はダウンタウンの北にあるユニオン駅を中心にメトロ網が整備され、セルフメイドの周遊プランがたてられるようになっています。今回は、実は使い勝手の良いロサンゼルスの公共交通機関をご紹介します!

こんにちは、Compathy Magazineライターの阿佐智です。ロサンゼルスと言えば、アメリカで最も人気の観光都市のひとつです。しかし、地下鉄や路面電車、バスで気軽に移動できるサンフランシスコやニューヨークと違い、足の確保が大変だとよく言われていました。見どころが近郊各地に点在している上、治安などの心配もあり、バスは使いにくいイメージがある。
しかし、それも今は昔、近年はダウンタウンの北端にあるユニオン駅を中心にメトロ網が整備され、ツアーやレンタカー、タクシーに頼らずとも、セルフメイドの周遊プランがたてられるようになっています。

今回は、私が今年ロサンゼルスを旅した旅行記もご紹介しつつ、意外と使い勝手の良かったロサンゼルスの交通機関についてご紹介します。

 

メトロ

筆者撮影

「メトロ」と言えば地下鉄を指すことが多いですが、ロスではダウンタウンと近郊の町を結ぶ、鉄道と専用道を走るバスのことを指します。1990年に開業後、順次路線網を拡大し、現在は8路線あります。

このうちオレンジラインシルバーラインの2つがバスです。レッドラインパープルラインの2路線はユニオン駅発の地下鉄で、レッドラインはハリウッドまで通じています。
残り4つは基本的に地上を走るライトレールとなっています。 ロングビーチへ伸びる最古の路線ブルーライン、サンタモニカへの新路線エキスポライン、主要観光地であるパサデナ、チャイナタウン、リトルトーキョーを結ぶゴールドラインは、一部の区間は路面を走ります。
現在のところ、ゴールドラインはユニオン駅のプラットホームから出発、他の2線はメトロセンターでレッド、パープルラインと接続していますが、将来的にはリトルトーキョーまで延び、互いが接続します。ロスの南郊を東西に走り、ブルーラインと交差するグリーンラインは空港の近くを通り、Aviation/LAX駅で24時間運行の無料シャトルバスに連絡しています。

 

メトロ利用方法とICカード

このメトロを使うには、TAPカードというICカードを1ドルで購入する必要があります。自動販売機で購入することができ、あとはチャージを繰り返して使います。1回乗車2時間までどこまで行っても1.75ドルなので、日に4回以上乗る人は7ドルの1日券としてチャージすればいいでしょう。
日本のような開閉式の改札はないところが多いですが、乗降時にカードを改札にかざして入出場の記録をしましょう。たまにチェックがあり、無賃乗車や無改札の場合は罰金をとられます。ちなみにTAPカードは払い戻し不可です。旅の記念にして下さい。

 

メトロリンク

筆者撮影

南はサンディエゴとの中間にあるオーシャンサイド、北はランカスター、東はサンバナディーノと100キロ以上先の各都市とロサンゼルスを結ぶ鉄道網がメトロリンクです。ユニオン駅からいかにもアメリカらしい2階建てのディーゼル列車が各地に向けて走っています。

運行は全米を網羅する旅客列車会社アムトラックが行っていますが、運賃は別体系になっているで注意が必要です。例えば、オーシャンサイドまではアムトラックとメトロリンクとも列車を走らせていますが、お互いの乗車券の互換性はありません。また、メトロリンクがカバーする都市へはグレイハウンドバスも走っていますが、グレイハウンドのパスターミナルはダウンタウンから3キロほどの倉庫街にあり、治安が気になるエリアです。そのため、ユニオン駅から出るメトロリンクの列車に乗るのが便利でしょう。

 

フライアウェイ・バス

筆者撮影

ロサンゼルス国際空港へは先述のとおりメトロでも行けますが、ブルーライン、グリーンラインともどちらかと言うとガラのよろしくないところを走っているので、深夜ともなると、あまり雰囲気は良くないです。またシャトルバスは終電の後、午前1時代以降は45分間隔になってしまいます。そこで利用価値の高いのがフライアウェイ・バスです。ユニオン駅の東口から24時間運行(日中は30分間隔、深夜帯は1時間に1本)で運賃は9ドルです。ユニオン駅ほか、ハリウッド行きもあります。

 

公共の交通機関でメジャーリーグを見に行こう

アメリカのエンタテインメントと言えばやはりメジャーリーグ・ベースボール。ロスには名門ドジャースとエンゼルスの2球団があります。かつてはこの両チームのスタジアムへはアクセスしにくかったのですが、現在は、ダウンタウン北方の丘の上にあるドジャーススジアムへはユニオン駅とバスターミナルのあるサウスベイからシャトルバスが出ています。

また、近郊のアナハイムにあるエンゼルスタジアムへは鉄道が延びています。アナハイム駅はなんと球場の真横、アムトラック、メトロリンクとも列車はありますが、メトロリンクは往復7ドルの割引切符を発売し、試合30分後には臨時列車を出しています(メトロリンクはナイターの試合後には定期列車はありません)。かつてメジャー観戦の足と言えば、自動車が相場で、旅行者にはアクセスしにくい球場が多かったのですが、近年は公共の交通機関を利用する流れもできつつあるようです。

以上、ロサンゼルス周辺の市バス以外の交通機関をお知らせしました。公共の交通機関を利用すると旅の費用が安くなるだけでなく、現地のひとびとの生の生活にもふれることができます。皆さんも積極的にこれらを利用してください。

 

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今回はアメリカに飛びました。ロサンゼルス周辺をぶらついたあとは、南部へ飛び、レンタカーでニューメキシコ、テキサスを旅します。

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ライター:阿佐智

阿佐智

阿佐智

188か国を渡り歩いた放浪人。残りは非承認国家含めて11か国。かなり入国困難なところが残っているのが悩み。



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