【コラム】カンボジアの500リエル紙幣に描かれた日本の「日の丸」のワケ

カンボジアの紙幣を両替した時、見慣れた日本の国旗を発見。「カンボジアの紙幣になんで日本が?」その背景には、長きに渡って築かれたカンボジアと日本の“きずな“がありました。今回は、紙幣に隠された両国の交流について紹介します。

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こんにちは。Compathy Magazineライターの赤崎えいかです。

カンボジア紙幣に両替をすると、そこに「日の丸」を見つけることができることをご存知でしょうか?
今回は知る人ぞ知る、カンボジア紙幣に隠された日本との交流について紹介します。

カンボジア紙幣に浮かび上がる日本

500リエル紙幣に描かれた、日本とカンボジアの国旗がつけられた記念碑と、1本の大きな橋。これは日本による無償援助により、メコン川に2001年にかけられた「スピアン・キズナ(キズナ橋)」。
3年の歳月を費やして建設され、全長1,360メートルという大規模なもの。

カンボジアにはほかにも「ニホン(日本)橋」や「ツバサ(翼)橋」といった、大規模な橋梁や道路舗装、病院や学校など日本の支援によって作られたものがたくさんあります。そのため、さまざま場所で日本の国旗が刻まれたモニュメントを目にすることができます。
また2015年以降に発行されている500リエル紙幣の左側には、同年に同じく日本による無償援助で完成した「ツバサ橋」が描かれています。

橋や道路が整備されたことによって物流や交流は広がり、以前は船でしか行くことのできなかった学校や病院もぐっと近くなった……。それらは文字通り、日本人とカンボジア人の心の“かけ橋”ともいえるものでしょう。

橋を眺めながら感じるカンボジアと日本のつながり

日本をはじめ、多くの国がカンボジアに資金援助をする理由も悲しい歴史から。(「カンボジアの平均年齢は24歳!その裏側にある知っておくべき事実」)

驚いたことの1つに、橋のたもとで遊ぶ子供たちは、私が日本人と分かると、橋を指差しながら「ニホン、ニホン!キズナ、キズナ!」と嬉しそうにキズナ橋を指差してくれました。
キズナ橋のあるコンポンチャムは、人口11万人ほどの決して大きな街ではありませんが、キズナ橋を通してカンボジアの人が、日本を身近な国と感じてくれていることがとても嬉しく感じる瞬間でした。

これからも続くカンボジアと日本のつながり

いま、カンボジアの首都・プノンペンには日本ブームが来ているだけではなく、日本からの渡航者が増えています。
彼らの目的は、バックパッカーや旅行者ではなく「海外起業」。

カンボジアは経済成長率が高いうえに、外国資本100%で起業できる国。キズナ橋のように、これまでの日本支援がベースとなり、親日家が多く基本的な信頼関係を築くことができているのも大きく影響していると言えます。
もしかしたら、次のカンボジア通貨に再び「日の丸」が描かれる日も遠くないかもしれませんね。

Heva a nice trip!

ライター・Photo by:赤崎えいか

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Eika Akasaki

Eika Akasaki

トラベルフォトライター。 世界中をカメラとMacを持って飛び回る。 宗教や文化、各国の女性やファッションに興味をもち追い続けており、著名人へのインタビュー記事も多く扱う。ウエブサイト:Eika Akasaki Photographer



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