チョルスー・バザール

中央アジアを旅したら、ぜひ味わってもらいたいローカルフード3選

チョルスー・バザール

旅をする時に景色とともに楽しみなのが各地の「ローカルフード」。その土地ならではの料理は旅情をかきたてられます。多くの人や文化が往来したであろうシルクロード周辺、中央アジアの米料理・麺・果物を紹介します。

こんにちは。Compathy Magazineライターの阿佐智です。
旅の醍醐味のひとつに、現地の味があります。特に海外では、日本ではなかなか味わえないものを楽しめ、それがまた旅情をかきたてます。シルクロード上にある中央アジア各国でも、日本ではお目にかかれない独特のローカルフードがあります。今回はそんな「中央アジアの味」をご紹介します。

チョルスー・バザール

タシュケント市民の胃袋を満たすチュルスー・バザール

炊き込みご飯「ポロフ」

ポロフ屋

チュルスーバザールのポロフ屋

「ポロフ」はシルクロード周辺で食べられている炊き込みご飯です。アフガニスタンでは「パラウ」と呼ばれ、ピラフの語源とも言われているようです。
主に羊の肉を使い、直径1メートルはあろうかという半球形の大鍋にたっぷりの油で生米を炒め、そこに肉・玉ねぎ・にんじんなどを加え、炊き込みます。

中央アジア各地で食べることができますが、ウズベキスタン・タシュケントのチョルスーバザールの食堂のものが有名です。昼時になると「ポロフ」を提供する食堂から独特の香りが立ち込めてきます。
やはり作りたてがおすすめで、炊き上がる前に席について待ちましょう。時間がたってしまうと脂っこくなってしまうので避けた方がいいと思います。
 

トマトベースの麺料理「ラグメン」

「ラグメン」は讃岐うどんのようなコシの強い麺をゆでて水で締め、アツアツの具をかけて食べます。具はトマトベースなので讃岐うどんを使ったミートソースパスタといった感じでしょうか。新疆(ウイグル)料理の定番でもあり、こちらでは「拌麺(バンミエン)」と呼ばれています。

具には羊肉のほか、赤ピーマン・玉ねぎ・にんじんが入っていることが多いです。唐辛子も入っていることが多いので、屋台などで注文するときは味を調整してもらった方がいいでしょう。とにかくどこで食べてもはずれがないので、中央アジアを訪れた際はぜひとも食べてください。
 

“日常食”フルーツ「メロン」

メロン

街道沿いに並ぶメロンの露店

中央アジアのメロンは、楕円形です。いわゆる日本のメロンというより、メロンの品種のひとつでウイグル特産の「ハミウリ」でしょう。とにかくその甘味は日本の高級メロン(実際に食べたことはないんですが)に劣りません。

シルクロードのひとびとは、このメロンとスイカが大好き。道路沿いには、メロンやスイカを積み上げたいくつもの屋台が出ています。
彼らのメロンに対するこだわりにはすごいものがあり、乗合の車はしばしば乗客の買い物のために屋台のあるところで途中停車します。乗客は降りると屋台で、メロンやスイカをこぶしでコツコツ叩いたりして吟味します。気に入ったものがなければ買わず、他の乗客などお構いなしに次の屋台で車を停めさせます。

ウズベキスタンやタジキスタンで現地の人のご家庭を訪問すると必ずと言っていいほどこのメロンでもてなされます。彼らも、日ごろからデザートとしてこれを楽しんでいます。
大人買いして、ひとり丸ごとひとつ食べてみましたが、翌日おなかがピーピーになってしまいました。一人旅の人に丸ごとひとつ買うのはお勧めしませんが、グループ旅行の人には絶対おすすめです。

途上国を旅していると、食のバリエーションの少なさに辟易することが少なくありませんが、シルクロードではその心配は無用です。食事が終われば「次は何食べようか」と、もう次の食事のことを考えてしまいます。
この地域を訪ねる際は、胃袋の調整もしっかりしておいてください。

ライター&Photo by:阿佐智

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阿佐智「compathyシルクロードの旅11 古都ブハラ

阿佐智

阿佐智

188か国を渡り歩いた放浪人。残りは非承認国家含めて11か国。かなり入国困難なところが残っているのが悩み。



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