【コラム】ハワイはホームレスにとっても楽園?観光地ワイキキの現状

ワイキキに数度数ヵ月ずつ住んでいるけれど、ホームレスの姿を見ない日はない。見ない日がないどころか、ワイキキの街を歩いていれば、一日に数十度とホームレスの姿を目にする。その数は世界の有数都市と比較してもかなり多い。

世界中の中でもトップクラスの楽園、ハワイ。その中の一大観光地ワイキキは、端から端まで歩いてもたった20分ほどで歩けてしまうほどとても小さい。そんな海と川で囲まれた小さな島の中に、ハワイの観光の80%が詰まっているかのごとく、ありとあらゆるホテル、ショッピングモール、ブランド街、レストラン、ビーチなど、何もかもが詰まってる。

そんなパラダイスと言われるような場所だけれど、ワイキキにだっていろんな事情がある。ホームレスがとても多いのだ。ワイキキに数度数ヵ月ずつ住んでいるけれど、ホームレスの姿を見ない日はない。見ない日がないどころか、ワイキキの街を歩いていれば、一日に数十度とホームレスの姿を目にする。その数は世界の有数都市と比較してもかなり多い。

ハワイは毎日青天で、一年中暖かい。四季がある地域や雨量が多い地域に比べれば、ハワイは断トツで住みやすいのもわかる。 そしてビーチには無料の公共シャワーもあるのだから。

ただやっぱりいろんな問題点がある。例えばカフェのテラスでお茶していたら、隣の席に何も買わずに座りだすホームレスもいる。旅行客がよく使用するショッピングモールのソファにも座っていることもある。

大抵道行く人はホームレスを目障りに思う人が多いのだろうと思う。しかし、中には暖かい心を持ってホームレスも接するツーリスト達もいた。

夜マックの前で座って佇んでいたホームレスに、中国か韓国かどこの国かは分からないけれどアジア系の女の子二人組が、マックでハンバーガーとドリンクを買ってそのホームレスにあげているのを目にした。

ホームレスはとても嬉しそうに「ありがとう、ありがとう」と、何度も言ってたし、女の子達も数分遠くから見守っていて、良かったねって笑顔で話し合っていた。

その時こう思った。この女の子達は心に余裕があるんだって。別にお金持ちなどではなく、ごく普通の女の子達だったと思う。でも多くの人がホームレスに対して敬遠し嫌がるのにも関わらず、見ず知らずの人のために見返りを求めず助けてあげ、手を差し伸べてあげていた。そのようなことは、心に余裕がないとできない。いくらお金を稼いでいたとしても、人のために純粋に行動できる人はこの世に少ない。

アメリカは合理主義の国と言われ、ここハワイも半分日本に染まっているがやはりアメリカ。日本の義理や恩みたいな感覚はあまりなく、give&takeどころかtake&takeだったり、損得で動く人々も少なくはない。そんな中見返りを求めず人のために行動する心優しい女の子達の光景を目にし、なんだか心がほっこりした。

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世界中にホームレスはいて、その数が上昇していってることも国の問題の一つとなっている。ロンドンではとある団体がホームレスたちにインスタントカメラを渡し、街で自由に写真を撮って貰うというプロジェクトを開催したそう。ホームレスたちは撮ることに楽しみを覚え人生の楽しさを思い出し、自信と自尊心を取り戻し人生に希望を見出だしていった、というようなポジティブなケースを耳にしたことがある。

様々な事情はあるが、どの国でも上手にホームレスをサポートし、より清潔で治安が良い世界が広がったら、と願う。

ライター:KANA
(トラベルジャーナリストとして、世界各国に転々と住みながら取材で世界を飛び回る。各国の政府観光局や世界の有数企業と仕事するなどワールドワイドに活動。世界の人々の素敵な生き方やライフスタイルを自ら体験取材し伝えている) トラベルフォトBLOG「JETSET TRAVEL LIFE」, Instagram

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