
おしゃれなナイトスポットも!シンガポールの地ビールレストランを紹介

世界各地で人気を集めている地ビールですが、シンガポールにも広く人気を集めています。なかには夜景も一緒に楽しめるレストランも!今回は、シンガポールのおすすめ地ビールスポットを紹介します。
こんにちは。Compathy Magazineライター阿佐智です。
シンガポールは、東南アジアで最も流行に敏感な場所。町の中心、シンガポール川沿いの飲食店街は、今や世界有数のおしゃれなナイトスポットになっています。
世界中でブームを巻き起こしている地ビール(クラフトビール)ですが、シンガポールでもトレンドになっていることをご存知ですか?今回は、そんなシンガポールのクラフトビールレストランをいくつかご紹介します。

レッド・ドットのサンプラーセット
【老舗の貫禄、Brewerkz】

老舗ブリュワークス
今やシンガポール観光ではマストのナイトスポット、クラークキー。この対岸の川沿いに面して鎮座するのが、この老舗「Brewerkz」です。
シンガポールにクラフトビールが出始めた、15年ほど前から営業を続けています。醸造樽を見ながらのビールは格別です。いくつもの種類がありますが、その中から4つを選べるサンプラーを注文すると、たくさんの種類が楽しめますよ。
【クラークキーの中心にあるThe Pump Room】

パンプ・ルーム
これまた醸造樽のある店内か、あるいは通りに面したオープンエアの席を展開。どちらも料金は変わりません。ここもサンプラーがありますが、ここは6種類選べます。ひとつひとつの量もがっつりあるので、お酒の弱い方は注意です。

パンプルームのサンプラー
ただしお値段は、これだけで税込み31.1シンガポールドル(2,550円)。日本の居酒屋の飲み放題分くらいします。個人的な感想を言わせてもらえば、保存状態がよくないのか、今一つキレに欠けました。
【ボートキーにあるRedDot Brewhouse】

レッドドット
クラークキーから再び橋を渡り、川を下っていくと5分もしないうちに川沿いに古い家屋が並ぶ一角に出ます。ここがボートキー。かつての倉庫街のようですが、現在は伝統的な家屋がレストランやバーに改装されています。
その通りにあるのが、「レッド・ドット」。2007年開業と比較的新しいブリュワリーです。他のマイクロブリュワーリ―が外資によるものに対して、ここはシンガポール唯一のシンガポーリアンによるクラフトビールとのこと。川に面したテラス席でのビールは最高の味わいです。
ここでも、6種類飲めるサンプラーとフィッシュアンドチップスをいただきました。税込み計56.5シンガポールドル(4,700円)。なかなかの値段でした。
【高層ビルからマリーナベイを一望、Level33】

レベル33
ボートキーの周辺は、高層ビルの立ち並ぶビジネス街。そのビジネス街を西へ向かうと、マリーナベイ・フィナンシャルセンタービルに出ます。
ここの33Fにあるのが、その名も「レベル33」。ビル内の専用エレベーターで昇ると、いきなり醸造樽の並ぶ廊下にでます。その奥には、おしゃれなカウンターが並んでいます。
ベランダに出ると、シンガポールの夜景が一望できることもあり、夜はもちろん遅くまで満員です。ビールの種類も豊富で、期間限定のビールもあり、エレベーターの入り口におすすめとして表示されています。
ここはビールそのものもさることながら、夜景を見に来るだけでも訪れる価値があります。
おわりに
物価の高いシンガポール。地元で1番ポピュラーなタイガーの生でも、日本と変わらない値段です。クラフトビールは得てして値段が張るものですが、ここでは、そのプレミア度はハンパありません。
Level33のパイント(約500ml)グラスなどは、日本円で1,500円くらいします。料理もかなりのお値打ち価格です。シンガポールでのビール行脚にはそれなりの軍資金が必要なことはお忘れなく。
今回ご紹介しただけでなく、シンガポールには今、自前のクラフトビールを提供する店がどんどん増えています。トランジットで立ち寄るだけという人も、時間があれば、町に出てシンガポールビールを楽しんでみてくださいね。
ライター・Photo by:阿佐智
この記事の関連ログブック
*阿佐智「久々のシンガポール」