まだまだある!カブールとバーミヤン以外のアフガニスタン北部の見どころ

様々な民族が行き交ったアフガニスタンは文化財の宝庫です。まだ手付かずの遺跡や史跡が至る所にあります。近いうちにこの国に平和が訪れて誰もが足を運べるようになることを祈ってやみません。今回はカブールとバーミヤン以外のアフガニスタン北部の見どころを紹介します。

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Compathy Magazineライター、阿佐智です。
平和がなかなか訪れないアフガニスタンですが、文明の交差路と言われるだけあって見どころは非常に多いです。今回は北部の都市、マザリシャリフ周辺の見どころをご紹介します。

内戦時の報道がこの町からであったことが示すように、この地域はアフガニスタンにあって比較的平穏です。私が訪ねた5年前も、陸路での入国はメインルートのパキスタンからは危険とされましたが、ウズベキスタンのテルメズからは安全とされました。

バルフ

バルフの城壁

ただし、このルートのすぐ東、タジキスタンからのルートは逆にもっとも危険とされ、大使館からも通るなという指示がありました。そのあたりを踏まえてこの記事を参考にしていただければ幸いです。

北部観光の目玉、マザリシャリフのブルーモスク

モスク

ハズラトアリー廟

北部観光の目玉、マザリシャリフのブルーモスクは正式にはハズラト・アリー廟といいます。ここは暗殺された初代シーア派イマームの墓とされており、町の中心に位置しています。

残念ながらムスリム以外は中に入ることはできませんが、様々な青タイルで装飾された外観をみるだけでも価値があります。また、昼夜問わず巡礼者がひっきりなしに訪れる様はまさに圧巻です。

マザリシャリフから足を延ばして。古都バルフ

マザリシャリフは現在州都として栄えていますが、州の名前はバルフ州。マザリシャリフの西に位置するバルフという町が、かつてはこの地域の中心でした。
古代文明の時代から、ギリシア人の町があったらしく、あの「西遊記」の三蔵法師がこの地を訪れた時には「バルフ国」という国があったらしいです。そういう歴史ある町のため、ここには仏教遺跡、イスラム遺跡が点在しています。

ホワジャ・アブナスル・パールサ廟

ブルーモスク

アブナール・パールサ廟

ホワジャ・アブナスル・パールサ廟は別名グリーンモスクと呼ばれています。ヘラートの聖人を祭った廟と言われています。創建は16世紀というこの町のシンボル的存在です。

ラビア・バルシー墓

パルシー

ラビア・パルシー廟

10世紀のペルシアの伝説的女性詩人の墓と伝えられています。

タフト・イ・ルスタム

仏教遺跡

バルフの仏教遺跡

あの三蔵法師も訪れたという仏教遺跡。『大唐西域記』に記されている仏塔の跡ではないかと言われています。町の南部の入り口近くにあります。

マザリシャリフとバルフのちょうど中間にある城塞跡

砦

城塞跡

マザリシャリフ・バルフ間はだいたい20キロ。マザリシャリフの町の中心からミニバスに乗って、町の西にある乗り場から乗り合いタクシーに乗って30〜40分ほどです。この両町のだいたい中間あたりに城塞の跡があります。道路がこの城塞の真ん中を貫いているので見逃すことはありません。

アフガニスタンを旅していると、この手の城塞跡は至る所にあります。ここの城塞跡もそのうちのひとつでしょう。城壁の保存状態も良く、一見の価値ありです。行き帰りどちらかで途中下車すればいいでしょう。この間は乗り合いタクシーがひっきりなしに走っているので、ここからも難なく捕まえることができます。

様々な民族が行き交ったアフガニスタンは文化財の宝庫です。まだ手付かずの遺跡や史跡が至る所にあります。近いうちにこの国に平和が訪れて誰もが足を運べるようになることを祈ってやみません。

ライター:阿佐智

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阿佐智「シルクロードの旅9 帰路、マザリシャリフとバルフ、そしてウズベキスタンへ

阿佐智

阿佐智

188か国を渡り歩いた放浪人。残りは非承認国家含めて11か国。かなり入国困難なところが残っているのが悩み。



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