あなたの好きな詩人は誰ですか?思いを馳せて中国漢詩の舞台を訪ねる旅3選

あなたは好きな詩人はいますか?その時代、その場所で詩人が詠んだ景色を思い描きながら行く旅もなかなかいいものです。歴史が深く多くの旅行客を惹きつけている中国。今回は詩人をテーマにしてみました。

こんにちは。Compathy Magazineライターyuichiです。
中国は様々な分野で賛否両論がある国かもしれませんが、歴史が深く多くの旅行客を惹きつけてやみません。私もそのうちの一人で、なかでも中国の古代詩人が読んだ漢詩については全てを理解しているわけではありませんが、その時代、その場所で詩人が詠んだ景色をある程度思い描くことができます。

今回は私の好きな詩人を3名紹介します。

杜甫草堂


杜甫草堂は唐代の詩人-杜甫が成都に住んでいた時の住居です。杜甫の全作品1400首のうち、代表作を含む247首がここで生まれました。「国破れて山河あり、城春にして草青みたりと、笠うち敷きて時の移るまで涙を落としはべりぬ。夏草や 兵どもが 夢の跡」はあまりにも有名ですよね。

かつての日本に貴族も杜甫の謳った詩を日本で引用し、後世に語り継いでいきました。

Akiko Kinozhita「成都でパンダに会う――中国・四川をめぐる旅

白帝城

Photo Credit:Yuichi Kudo「長江クルーズの旅


李白の白帝城を舞台に詠んだ詩も有名です。

朝焼けの空に五色の雲が美しくたなびく中、白帝城を出発し、
千里先の江陵まで一日がかりで戻ってきた。
両岸から聞こえる寂しげな猿の声がなりやまぬうちに、
私の小さな舟はもう幾万にも重なった山々を通り過ぎてしまう。

漢詩原文は省略しますが、白帝城へ行くと李白の思いが伝わるような気がします。むしろ詩を知った後だったので、少しでも李白を理解しようと白帝城を見学する自分がいました。

Yuichi Kudo「長江クルーズの旅

嘉峪関(陽関)

Photo Credit:Yuichi Kudo「中国シルクロードロマンの旅


「西のかた陽関を出ずれば 故人無からん」。
これは王維の詠んだ有名な詩です。

この詩は「(さて君はこれから遠く安西=あんせい=に使いするために旅立つのであるが。さあ、もう一杯飲み干したまえ。)西の方(かた)陽関を出てしまったら、もう君に酒を勧めてくれる友人もいないであろうから。」という意味を持っています。

嘉峪関は万里の長城の西の端です。そこから車で砂漠を走ること2時間半、かの有名な王維が詩を詠んだ陽関に到着です。周りに砂漠以外何もないですが、ロマンは感じるはずです。

Yuichi Kudo「中国シルクロードロマンの旅

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KudoYuichi

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かつては海外添乗員として働き60カ国以上を訪問しました。 その時の経験をもとにいろいろな情報を皆様にご提供できればと考えております。 現在は地元北海道で外国人向け英語ガイドとして働いております。

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