チベットはどんな場所?高山病と闘いつつ絶景が観れる青蔵鉄路攻略

チベット自治区は標高が3500mを越えるため、ゆっくりと移動することをおすすめします。移動は青蔵鉄路に乗るのがいいでしょう。青蔵鉄路のメリットは、まず素晴らしい景色が望めること。この景色は絶対見るべきです!

こんにちは。Compathy Magazineライターyuichiです。
皆さんは「チベット」を知っていますか? かつてはチベット仏教の教祖ダライ・ラマ14世が街を治めていましたが、今はインドに亡命しています。トップ不在のチベットは今でもチベット仏教の教えを守り、信者を励まし、その教えを後世に継承しています。

チベット仏教は中国の四川省、青海省他、インドのシッキム、ラダック地方、ブータン王国を中心に広がっています。現在、チベットに行くためには航空機を利用するか、陸路の青蔵鉄路という列車に乗ります。

元添乗員の筆者の経験上、空路はおすすめしません。チベット自治区は標高が3500mを越えるため、航空機で短時間で行くと多くの人が高山症状で倒れてしまいます。しかし、青蔵鉄路を使ってゆっくり行けば、高山病リスクを抑えることができます。

青蔵鉄路は中国政府が誇る高山列車で、機内は気圧調整ができており、まるで航空機のよう! 乗り場となる青海省は標高2000m~3000mなので、まずはここで2泊滞在するのがおすすめです。

その後、高度に慣れてから青蔵鉄路に乗れば、ほとんど高山症状がでることはないでしょう。そんな青蔵鉄路の魅力を紹介していきたいと思います。

こんな景色が望めます

Photo Credit:Daishi Miyamoto「チベット

青蔵鉄路に乗るメリットは、まず素晴らしい景色が望めること。列車は崑崙山脈、チベット高原を日中に通過できるように運行時間が設定されています。列車はゴルムド駅で高地用のディーゼル機関車に交換し、世界最高所駅であるタングラ駅(唐古拉駅)を通過します。

青蔵鉄路を利用すれば車窓風景や食堂車での食事など、鉄道ならではの旅行が楽しめます。列車の運転速度は、海抜5,000mまでの区間では最高160 km/h、それ以上の区間では80km/hとなっているようです。

医師と看護師が同乗しており、随時高山病患者に対応してくれるので安心して乗ってみてください。写真のような景色に出会えること間違いなしです!

Daishi Miyamoto「チベット

枕元には酸素チューブ!?

青蔵鉄路は1泊2日の長い旅になります。車両は1、2、3等車両に分かれており、3等はいわゆる普通の座席シートです。3等車両の乗客は国内旅行者が多い印象でした。

上記の写真は筆者が利用したコンパートメントです。贅沢にも1等車両を使用してみました。各部屋4人寝ることができます。等車両の場合は片面にベットが3段となるため、さらに狭くなるようです。車内の気圧調整はなされていますが、体調不良などあった場合、枕元に設置されているチューブで酸素を吸うことができます。すごい設備ですよね!

Yuichi Kudo「青蔵鉄路に乗りチベットへ 青海省西寧からラサ到着まで

何ともいえない感動!

青蔵鉄路は蛇のように長い列車です。山の周りの線路をぐるぐると上がっているときには後方車窓から先頭車両が見えました。

あたりは岩山ばかりですごい景観です。青海鉄路の線路工事過程でたくさんに人が高山症状で亡くなったのだとか。それだけ過酷な環境なんですね…。

2日目、列車は標高4000m以上の地域へ到着。周囲は木の生えない岩山と雪山に囲まれた高原地帯でした。この何ともいえない感動は実際に乗ってみないと伝わりません! 皆さんもぜひ!

Yuichi Kudo「青蔵鉄路に乗りチベットへ 青海省西寧からラサ到着まで

チベット」へ行く前に、実名制の旅行記Compathyで「行ってみたい!」ところをチェック! (「行ってみたい!」の使い方はこちら

KudoYuichi

KudoYuichi

かつては海外添乗員として働き60カ国以上を訪問しました。 その時の経験をもとにいろいろな情報を皆様にご提供できればと考えております。 現在は地元北海道で外国人向け英語ガイドとして働いております。



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