ドイツの中でも温暖?ケルンの天気・服装情報とおすすめスポットまとめ

長い歴史を誇る大聖堂や伝統的なカーニバルなど、季節を問わず魅力的な見所が多いケルンには、年間多くの観光客が足を運びます。緯度から判断すると、北海道北部の気候が近いと言われるドイツ、ケルン。旅行者の多くは現地の天気が気になるところではないでしょうか。そこで今回は、ケルンの気候の特徴と服装のポイントを詳しくご紹介します。

こんにちは。Compathy Magazineライターの斎藤ゆかです。

ライン川の両岸に広がる都市ケルンには、長い歴史を誇る大聖堂や伝統的なカーニバルなど、魅力的な名所や行事が数多く存在します。またオーデコロン発祥の地であったり地ビールのケルシュが有名なこともあり、季節を問わず年間たくさんの観光客が足を運びます。

緯度から判断すると、北海道北部の気候が近いと言われるドイツ、ケルン。旅行者の多くは旅支度とともに現地の気候が気になるところではないでしょうか。

そこで今回は、ケルンの気候の特徴と、季節に応じた服装のポイントをご紹介します。この記事を参考に、現地の天気を事前にチェックして快適な旅を楽しんでくださいね。

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ドイツ・ケルンとは?基本情報と年間天気の概要

ドイツ西部に位置するケルン(Köln)は、ベルリン、ハンブルク、ミュンヘンに次いで国内で4番目の規模を誇る街であり、ノルトライン・ヴェストファーレン州で最も大きい都市です。
ドイツの中でも年間を通して温暖な気候のケルン。夏(5~8月)の平均気温は約20℃と比較的涼しく過ごしやすいのが特徴です。天気が安定しているこの時期の気温は同時期の東京と同じくらいですが、昼夜の寒暖差は大きいので上着やストールなど調節できるものがあると安心です。

冬(11~2月)の寒さもドイツ北部の街と比べれば緩やかとはいえますが、最も気温が低くなる1月には、平均気温が約1℃になります。ですから冬場に渡航する際は、やはりしっかりとした防寒対策が必要だといえるでしょう。
そんなケルンのベストシーズンは、比較的天気が安定する6~9月頃です。

日本からケルン・ボン空港(CGN)までは直行便が運航していないので、最低1回以上の乗り継ぎが必要です。アクセスは、成田や羽田発のターキッシュ・エアラインズ(TK)を利用し、イスタンブール乗り継ぎ便などを利用する方法が便利です。(日本→イスタンブール:約12時間57分、イスタンブール→ボン:約3時間20分)

また、ケルン・ボン空港には鉄道駅(Sバーン)が直結しておりローカル線や地域鉄道が通っているので、日本(成田・羽田発)からルフトハンザドイツ航空でドイツに入国し、ミュンヘン経由をしたりフランクフルトから鉄道でケルンに移動することも可能です。

 

今日現在のケルンの天気は?最高・最低気温・風速などをリアルタイムにチェック


下記の「The Weather Channel」のページでは、ケルンの今日現在のリアルタイムの天気を確認できます。
ケルンの気候・天候状況を確認するために活用してみましょう。

■ケルンの今日・現在の天気
>> ケルンの今日の天気

 

ケルンの週間・10日間の天気予報: 気温・湿度・降水確率・風速など

こちらのページでは、今日以降10日間の長期天気予報が確認できます。
これからケルンへの旅行を予定・準備されている方は、暑さ・寒さ、最適な服装の検討に活用してみましょう。

■ケルンの週間・10日間の天気
>> ケルンの10日間の天気

 

ケルンの過去の年間天気:月ごとの平均気温と降水量一覧表

月別(2015年)平均最高気温(℃)平均最低気温(℃)月降水量(mm)
1月6.30.380
2月6.1-0.853
3月11.41.340
4月16.12.241
5月19.5727
6月22.69.459
7月25.913.955
8月26.113.7108
9月18.68.6112
10月13.8634
11月12.56.288
12月11.85.761
参照:気象庁2015年データ

ドイツ・ケルンの季節別の気候・天気とおすすめの服装

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ドイツケルン

ケルンの冬:1月・2月の気候・天気とおすすめの服装

冬場のケルンは、最高気温が6度前後、2月になると最低気温が-0.8度前後となり1年で最も寒い時期です。幸いにも冬の間に降った雪は例年すぐに溶けてしまいますが、外出の際は厚手のロングコートやダウンジャケット、マフラーなどの防寒対策が必要です。

建物の中はどこも集中暖房が入っているので快適に過ごせますが、寒い屋外を歩き回ったあとにいきなり暖かい室内に入れば気温差を感じ、体調を崩してしまうかもしれません。やはり調節できる格好を選び外出した方が良いかもしれませんね。また大気が乾燥しているので、リップクリーム等で保湿を心掛けることもおすすめします。

街中には温かいソーセージやビールを売る屋台が並んでいるので、それらを食べて体を温めながら街歩きを楽しんでください。

ケルンの春:3月・4月・5 月の気候・天気とおすすめの服装

ケルンの3月は最高気温が10度前後、最低気温も2度を下回り、まだ比較的寒い時期といえるでしょう。特に早朝・夜中と日中の寒暖の差があるため、1~2月同様コートやジャケットで防寒対策することが必要です。

4月になると最高気温も16度前後に上がるので、コートの下はあまり厚着をしすぎない方が良いかもしれませんね。5月は中旬頃から天気の良い日が続きますが、それでも寒い日はあるので上着や薄手のコートなどを準備しておくと安心です。

ケルンの夏:6月・7月・8月・9月の気候・天気とおすすめの服装

ドイツのベストシーズンは6~9月の夏の季節。花が咲き誇り美しい自然も楽しめます。
6月は、春先の東京くらいの肌寒さを感じるかもしれませんが、日中に陽が昇ればジャケットは必要ないかもしれません。また降水量が一年を通して平均しているドイツには梅雨(雨季)がないので、快適に観光できるのも嬉しいところです。

7~8月も湿度が低くカラッとした良い季節が続きます。しかし、最高気温は26.1度前後、最低気温は8.6度前後と昼夜の気温差が激しいので一枚羽織れるものを用意しておくと良いでしょう。この時期は夜の9~10時頃まで明るいことも経度の高いドイツならではの特徴といえるでしょう。

9月になると最高気温が18.6度前後に下がり、冬のように冷え込む日もあります。春先と同じように朝晩は冷えるので、この季節に旅行される方は防寒の用意を万全にして出掛けましょう。

ケルンの冬:10月・11月・12月の気候・天気とおすすめの服装

ドイツ国内でも暖かさが安定しているケルンですが、10月の最高気温は13.8度前後、最低気温は5.7度前後と気温も徐々に下がってきます。旅先ではジャケットなどすぐに羽織れるものがあると良いでしょう。

11~12月に旅行される場合は、冬の準備をして渡航することをおすすめします。またこの時期は天候が変わりやすく雨が降った後などは地面が凍結することもあります。早朝や夜間の外出時は服装に加え、足元にもお気を付けください。冬至前後(12月中旬)は日没が早く、午後4時頃には暗くなることも覚えておきたい特徴です。

冬場のドイツは暖房のきいた屋内外との気温差が激しいので、手袋やニット帽などの小物を活用する方も多いと思います。その際は、レストランなど外出先での置き忘れにもご注意くださいね。

ケルンに旅行する際は見逃せない!おすすめ観光スポット&イベント

1.

ケルン大聖堂

Photo credit: pixabay

古い歴史を誇る文化都市にそびえ立つケルン大聖堂。こちらはドイツ人旅行者にも人気の観光スポットで、国内でも最も多くの観光客が訪れる教会といわれています。
双塔と呼ばれる2つの巨大な鐘塔を持つカトリック教会の大聖堂は、1996年に世界文化遺産にも登録されています。1248年の着工から約632年の歳月をかけて建てられた大聖堂は、高157m、奥行き114m、横幅は86mもあり、40階建てのビルに相当します。ゴシック様式の建築物としては世界最大で、ケルン中央駅前の広場から見学することができます。

圧巻の迫力を持つケルン大聖堂は、火災での焼失や第二次世界大戦後の修復を繰り返し、現在の形に至りました。細部にまで細かな彫刻が施された外観のスケール同様内部も非常に壮大で、高さが約144m、横幅は約86mもあります。高い天井まで石柱が伸びた広大な空間には、華やかで繊細な装飾やステンドグラスが輝き、思わず目を奪われることでしょう。

南棟にある展望台に上ればケルンの街を一望することもできます。509段もある階段を上らなければならないのですが、展望台からの眺めは絶景です! 体力に自信のある方はぜひ挑戦してみてください。
ケルン大聖堂は近くで見学しても壮観ですが、ライン川の対岸から眺めた景色も美しく必見ですよ。河畔は風も強く冬場は特に冷えるので、防寒対策をしっかりしてお出掛けくださいね。

ケルン大聖堂(Kölner Dom)
住所:Domkloster 4,50667 Köln
電話番号:022192584720
営業時間:11~4月 6:00~19:30/5~10月 6:00~21:00
塔の入場:11~2月 9:00~16:00/3・4・10月 9:00~17:00/5~9月 9:00~18:00
塔の入場料:大人4ユーロ他、ファミリーチケットなどもあり
アクセス:ケルン・ボン空港からSバーン(列車)で約15分、ケルン中央駅(Köln Hauptbahnhof)下車 目の前
公式サイト:ケルン大聖堂

 

2. ルートヴィヒ美術館:どんな天気でも満喫できるスポット!

ケルン大聖堂から目と鼻の先にあるルートヴィヒ美術館には、20世紀以降の現代美術品が数多く展示されています。
館内にはアンディ・ウォーホルの「ブリロ・ボックス」やロイ・リキテンスタインの「M-Maybe」といったポップアートの傑作が並び、世界有数のピカソ・コレクションも所蔵されています。さらにロシア・アヴァンギャルドのコレクションやシュールレアリズムなどの重要作品、1920年代のドイツ絵画なども目にすることができ充実した内容が楽しめます。

かなりの展示数を誇ることでも有名ですが、充分なスペースを要しているため作品がとても鑑賞しやすく、落ち着いた空間で過ごすことができるでしょう。天候や季節に関係なく満喫できる嬉しい観光スポットです。

ルートヴィヒ美術館(Ludwig Museum)
住所:Heinrich-Böll-Platz 50667 Köln
電話番号:022122126165
営業時間:火~日曜 10:00~18:00/第1木曜 ~22:00
休館日:月曜
入館料:大人11ユーロ ※展示によって変更あり
アクセス:ケルン中央駅から徒歩すぐ(大聖堂裏側)
公式サイト:ルートヴィヒ美術館

 

3. ホーエンツォレルン橋

Photo credit: pixabay

ケルン大聖堂を一望できるホーエンツォレルン橋は、 ケルン中央駅付近からライン川に架かる鉄橋です。長さ409mのこの橋は鉄道の往来だけでなく歩行者も渡ることができるため、橋の上からケルンの街並みを見渡したりライン川の美しい景色を眺めることが可能です。
またこちらで有名な光景は、線路沿いのフェンスにびっしり施錠された「愛の南京錠」! 愛のメッセージやイニシャルを刻んだ南京錠を施錠するために、世界各地から多くのカップルたちが足を運びます。
ロマンチックなスポットとしても人気の高いホーエンツォレルン橋は、ケルン大聖堂の裏手からも歩いてすぐ到着することができ、24時間無料で渡ることができます。大聖堂をバックに橋の上で記念撮影をすれば、素敵な旅の思い出になること間違いなしですね。

ホーエンツォレルン橋(Hohenzollernbrücke)
住所:Am Alten Ufer 35 50668 Köln
電話番号:0221346430
営業時間:24時間
アクセス:ケルン中央駅から徒歩約5分
公式サイト:ホーエンツォレルン橋

 

4. ケルン・カーニバル:毎年2月に開催される仮装の祭典

Photo credit: Radomir Cernoch via flickr cc

ケルン・カーニバルは、毎年2月の第2もしくは第3週の木曜日に始まり、翌週の水曜日まで続くドイツ三大カーニバルのひとつです。(開催日は年ごとに異なります)

初日の木曜日は「女性のカーニバル(Weiberfastnacht)」と呼ばれ、「女性が何をしても許される日」とされています。そして権限を与えられた女性たちは、男性を象徴するネクタイをハサミで切っても良いというユニークな伝統があります。ですから、ヴァイバーファッシナハトの木曜日にネクタイをしていると女性に切られてしまうのです。

しかしそのネクタイと引き換えに女性からお詫びのキスをしてもらえるので、カーニバル開催当日の街中には、何十本ものネクタイを利用したコスチューム姿の男性をあちらこちらで見掛けます。

開催期間中は、毎日のように何かしらイベントが企画されていますが、最高潮を迎える月曜は特別な日で「バラの月曜日(Rosen Montag)」と呼ばれています。街の決まった場所で約4時間掛けて大きなパレードが開かれ、伝統的なコスチュームを来た人たちが歌い踊り、ツーク(Zug)と呼ばれる山車(だし)で街を巡ります。

この時、観客の中から「シュテュルースェ!」と叫ぶ声が聞こえますが、これは花束を意味する地元の言葉で、運が良ければお花を投げてもらえます(花束のお返しとして頬っぺたにキスをして差し上げるのが地元の習わしとのこと)。また「カメレ!」と叫ぶとお菓子を投げてもらえるので、パレード中は大きな袋を抱え必死で走り回る子供たちの光景も目にすることでしょう。

「灰の水曜日(Ashermittwoch)」と呼ばれる最終日の前夜(火曜日)にはカーニバルの間、パブの入口や窓にぶら下がっていた「Nubbel」と呼ばれる人形を焼く風習があります。

この人形はカーニバル期間中に参加者が犯した罪(お酒をたくさん飲んだ、騒いだなど)を被ってくれていたものと考えられており、最終日前日に焼くことでその罪をきれいさっぱり流してしまおう! という意味が込められているそうです。

現地のイベントに参加することは、旅行中に地元の方と触れ合える絶好のチャンスです。仮装用の帽子や仮面などは、期間中どこでも購入できるので気軽にカーニバルの一員になれますよ。今までケルンに縁がなかった方でも、カーニバルに参加すれば必ずここが思い出の地になることでしょう。

ケルン・カーニバル(Kölner Karneval)
住所:アルターマクルト(ケルンの中央駅前広場) 他
電話番号:0221574000
営業時間:毎年2月の第2もしくは第3週の木曜日、10:30スタート
・女性のカーニバル:2017年2月23日(木)予定
・バラの月曜日:2017年2月27日(月)予定
・灰の水曜日:2017年3月1日(水)~3月15日(水)予定
アクセス:ケルン市内、ケルン中央駅前 他
公式サイト:ケルン・カーニバル

おわりに

ドイツ北部とは異なり、一年を通して比較的温暖な気候が特徴のケルン。雨季もなく年間降水量も平均しているため、いつ訪れても穏やかな気候のもとで観光が楽しめます。
歴史的建造物や伝統行事などの観光だけでなく、街中には3000店以上のパブやレストランが存在しており、多方面で旅を満喫できる魅力的な都市といえるでしょう。今回はケルンの気候の特徴と、季節に応じた服装のポイントをご紹介しました。この記事を参考に、現地の天気を事前にチェックして快適な旅を楽しんでくださいね。

ライター:斎藤ゆか
Photo by:By ger1axg (Own work) [GFDL or CC-BY-SA-3.0], via Wikimedia Commons

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*Nobuki Arai「ポーカープロの道!!ドイツ・ケルン⇒デュッセルドルフの巻き♪♪

*Hazuki Ikeda「ドイツ 大聖堂のある街ケルンから列車とバスで周遊旅

*Kanae Hoshi「Deutschland/Koeln(ケルン)

斎藤ゆか

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Compathy Magazineライターの斎藤ゆかです。



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