
世界三大美術館に行こう!元海外添乗員がおしえるおすすめのポイント

今回はルーヴル美術館、エルミタージュ美術館、プラド美術館を紹介したいと思います。「世界三大美術館」というものは、まだ定義されていません。旅をした後に自分の目で確かめた上で世界三大美術館を決めてみてください。
こんにちは。Compathy Magazineライターyuichiです。
今回は世界三大美術館について。みなさん、世界三大美術館というと以下のどれだと思われますか?
A ルーヴル美術館、エルミタージュ美術館、メトロポリタン美術館
B ルーヴル美術館、プラド美術館、メトロポリタン美術館
C ルーヴル美術館、エルミタージュ美術館、プラド美術館
D ルーヴル美術館、プラド美術館、ウフィツィ美術館
E ルーヴル美術館、メトロポリタン美術館、大英博物館
答えは…、、、実は「世界三大美術館」というものは定義されていません。
私の中ではCの「ルーヴル美術館、エルミタージュ美術館、プラド美術館」だと思うのですが、いろいろな意見があるようです。皆さんも旅をし、自分の目で確かめた上で世界三大美術館を決めてみてください。
私は上記であげた美術館、メトロポリタン、大英博物館も含め全てを見学しました。その経験を踏まえた上で、私の三大美術館は確実にCです。今回はルーヴル美術館、エルミタージュ美術館、プラド美術館を紹介したいと思います。
■目次 1ページ目: ルーヴル美術館、エルミタージュ美術館 2ページ目: プラド美術館
ルーヴル美術館

Photo Credit:Yoko「【パリ】ルーブル美術館」
パリにあるルーヴル美術館は収蔵品380,000点以上。「ガラスのピラミッド」というにくい演出が、美をこよなく愛するフランス人をよく表しています。古代と現代の融合を見事に作り上げていると思います。
先史時代から19世紀までの様々な美術品35,000点近くが、総面積60,600平方メートルの展示場所で公開されてます。モナリザ、ミロのヴィーナス、「目には目を歯には歯を」のハムラビ法典の展示はあまりにも有名ですね。
ルーヴル美術館は、フランス王フィリップ2世が12世紀に、もともと要塞として建設したルーヴル城が現在美術館として利用されています。増改築が繰り返され、現在のルーヴル宮殿の建物となっていますが、美術館その建築そのものも見ごたえがあります。好きな人なら全て堪能するのに一週間かかってしまうでしょう。
■Compathy旅行記: Yoko「【パリ】ルーブル美術館」
エルミタージュ美術館

Photo Credit:Mayu「魅惑のロシア」
エルミタージュ美術館は、小エルミタージュ、旧エルミタージュ、新エルミタージュ、エルミタージュ劇場、冬宮殿の5つの建物が一体となって構成されており、現在本館となっている冬宮殿はロマノフ朝時代の王宮です。
ルーヴルもそうですが、エルミタージュは本当に内装が素晴らしい! 階段には赤いカーペットが敷かれ、上を見上げると豪華シャンデリア、当時の贅を尽くして造られた宮殿に一度入ると、中世の貴族の気分をそのまま味わえます。
館内にも世界中のマスターピースが勢ぞろい。ダヴィンチ、ラファエロ、レンブラント、ティッツィアーノ、エル・グレコ、ベラスケス、ルーベンスなど…。ここも好きな人なら一週間は必要でしょう。ちなみに私のおすすめはティッツィアーノの「ダナエ」とレンブラントの「ダナエ」の比較です。