危険そうなイメージが強いアフガニスタン!実際の治安はどうなの?

アフガニスタンの治安と聞くと、何を想像しますか?おそらく危険な国というイメージが多数を占めるアフガニスタンですが、現在も治安状態は悪化していると言えるでしょう。誘拐や攻撃などテロも増加傾向にあり、一般市民の犠牲者も多いというのが現状です。今回はアフガニスタンの歴史や現在の治安についてまとめました。

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こんにちは。Compathy MagazineライターのOkkAです。
近年は日本でもニュースで取り上げられることの多いアフガニスタン。テロや犯罪に関する情報が多いため、危険な国というイメージを持っている日本人も多いかと思います。そんなアフガニスタンですが、実際は一体どんな国で、どんな状況であるのでしょうか。今回はアフガニスタンの歴史や現在の治安状況についてご紹介します。

Photo credit:Aleksandra Savenko「Afghanistan in May」

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アフガニスタンの基本情報と歴史

Photo credit:Aleksandra Savenko「Afghanistan in May」

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アフガニスタンは、アジアの中央に位置する共和制国家。国内にはパシュトゥーン人、タジク人、ハザーラ人、ウズベク人、トルクメン人が暮らす多民族国家です。
海に面していない内陸国で、南及び東は分離したパキスタン、西はイラン、北はタジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンに囲まれています。また、国の東端には中国に隣接したワハーン回廊が存在します。

アフガニスタンは1880年からイギリスの保護国でしたが、1919年の第三次アフガン戦争に勝利した際にアフガン王国として独立します。その後は1973年のクーデターにより共和制、1978年4月に今度は軍部のクーデターによって人民民主党政権が成立、1979年12月ソ連の軍事介入のもとカルマル政権と政体が変わりました。

しかし1989年にソ連が撤退すると、アフガニスタン紛争が勃発します。この頃より反政府勢力のタリバーンとアルカイダが国内の一部地域の占領を始めます。2001年10月2日には、アメリカ同時多発テロ事件を受けてNATO加盟国がタリバーン政権に対して自衛権の発動を宣言し、空爆を開始しました。現在では、アフガニスタン・イスラム共和国が発足していますが、現在も現地では国際社会とテロとの戦いが続いています。

テロの心配は?アフガニスタンの治安情勢の現状

Photo credit:Aleksandra Savenko「Afghanistan in May」

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アフガニスタンでは、現在もタリバーンなどの反政府武装勢力やISIL(イスラム国)が犯行声明を出している自爆テロや襲撃事件が多発している地域が存在します。治安情勢は悪化しているのが現況と言えるでしょう。2016年は特に危険な年とされていて、上半期の自爆テロや襲撃による死亡・負傷事件の犠牲者が5,000名以上に及ぶと言われています。
政府関係者や国際機関、治安維持部隊、外国軍を対象とした大規模な襲撃事件なども発生しており、今後もさらに状況は悪くなることが予想されます。狙われる場所は軍や政府の関連施設ばかりとは限りません。実際に旅行者を狙った外国人誘拐未遂事件も発生しているので、ホテルやゲストハウス、銀行なども、自爆テロの対象になり得る施設でも厳戒な注意が必要となるでしょう。

アフガニスタンで特に治安が悪いスポット情報

Photo credit:Aleksandra Savenko「Afghanistan in May」

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<カブール市内とその周辺>

カブール市内中心部は誘拐やテロが頻発する非常に治安が悪い地域です。ロケット弾による死亡事件やテロ・誘拐事件も多発しているので、最も注意すべきエリアの1つと言えるでしょう。

<北部>

アフガニスタン北部はタリバーンが2015年9月に北東部にあるクンドゥーズ県都クンドゥーズ市を一時的に陥落させることがありました。その後もアフガニスタン北部や北東部、南部及び西部において大規模な攻撃を行っています。現在も政府軍との戦闘が続いているので、細心の注意が必要です。

現在は旅行での渡航は禁止

日本の外務省はアフガニスタンへの渡航について、危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を発出しています。危険度のマップで見ると、全域が赤く染まっていることから、どの地域も危険度が高いことがわかります。2016年現在は、アフガニスタンへの渡航は中止するようにしましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は、アフガニスタンの辿ってきた歴史から現在の治安状況に至るまで解説しました。現在はアフガニスタンに観光目的で訪れることは難しいですが、いつかの日か安全に渡航できる日が来ることを祈るばかりです。

ライター:Tomohiro Okada
Photo by:Aleksandra Savenko「Afghanistan in May

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*Aleksandra Savenko「Afghanistan in May

Tomohiro Okada

Tomohiro Okada

ライターのOkkAです。26歳のときに世界一周で21カ国まわり、世界の多様性を知りました。それからはたくさんの本を読み、いろんな人の話を聞き、知ることが楽しいと思うようになりました。多くの人がその国に行きたくなるような記事を書いていければと思います。日本しか知らないのはもったいない!



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