関西空港からわずか2時間!チャーター便で行くロシアへの旅(第4回) 

今回は、ロシア・ハバロフスクにある「子供鉄道」を紹介しましょう。「どうせ遊園地にあるような車両でしょ?」と思っているあなた。いろんな意味で裏切られます。それでは、まずは「子供鉄道」へのアクセスから紹介しましょう。

こんにちは、Compathy Magazineライターの新田浩之です。
今回は、ロシア・ハバロフスクにある「子供鉄道」を紹介しましょう。「どうせ遊園地にあるような車両でしょ?」と思っているあなた。いろんな意味で裏切られます。それでは、まずは「子供鉄道」へのアクセスから紹介しましょう。

「子供鉄道」へのアクセス 

「子供鉄道」へ行くためには、まずハバロフスク駅前から13系統のバスに乗ってください。バス乗り場は駅を背にする形で左側になります。13系統は1時間に4本~5本の間隔で来るので、あまり運行時間を気にする必要はないかもしれません。バスに乗ったら、車掌さんに22ルーブルを払いましょう。

15分くらい乗っていると「子供鉄道」(デーツカヤ ジェレズナヤ ドローガ)に着きます。車内放送がありますので、注意深く聞いていればわかると思います。バス停を降りた向かい側に「子供鉄道」があります。

Photo credit:筆者撮影

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いろんな仕事をする子供たち

ハバロフスクの「子供鉄道」はソビエト連邦時代の1958年に子供たちへの教育のために作られました。旧共産圏には、このような「子供鉄道」がたくさん存在します。チームで鉄道を運営することで、子供たちは仕事に対する意識や社交性を学ぶのです。「子供鉄道」は共産主義時代の教育方針を知ることができる貴重な存在とも言えるでしょう。

「子供鉄道」の門をくぐり切符を購入すると、目の前に現れたのは本格的な3両の客車。ピカピカに磨かれており、大切にされていることがわかります。そして遠くには近代的なミニディーゼルカーが止まっていました。

発車20分前になっても誰もおらず、「おかしいな」と思っていると、子供たちは教室で先生からレクチャーを受けていました。きっと、仕事をする際の注意点などの説明を受けていたのでしょう。

Photo credit:筆者撮影

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発車15分前くらいになると、制服を着た子供たちが次々と外に出てきました。子供たちは40人くらいでしょうか。大人の運転士と乗務する子供もいれば、ポイントを操作する子、発車の旗を上げる準備をしている子もいます。私も鉄道会社で働いた経験がありますが「いろんな人の支えがあって鉄道が成り立っているのだなぁ」と改めて思い知らされました。

大人顔負けの本格仕様に驚き

出発時間になり、さっそく客車に乗り込みます。列車は往復30分で片道が約10分~15分という本格仕様。検札から子供たちが行い、本当に一般の鉄道に乗っている感覚になれるほど本格的です。

終着駅に着き、先生から子供鉄道の案内を受けました。驚いたのが国鉄と同じようなポイントの制御盤や放送設備。これらの設備を子供たちは真剣な眼差しで操作していきます。

駅に着き、子供達から様々な設備を見せてもらいました。例えば機関車の運転室。これもマスコンとブレーキがきちんと付いてあり、一般的な車両と同じ仕様です。ロシアは決して潤沢に資金のある国ではありませんが、このように教育設備にしっかりと資金を入れていることに感心しました。

Photo credit:筆者撮影

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最後に「ここで働くのは楽しい?」と、ある子供に聞いてみました。すると、笑顔で「はい、楽しいです」と答えてくれました。将来は鉄道マンになるのでしょうか。ぜひ、日本の列車にも乗って欲しいですね。

この子供鉄道は中央ヨーロッパ、東ヨーロッパの主要な都市にあります。ぜひ一度寄ってみてください。きっと、何か新たな知見が得られるはずです。

ライター: Nitta Hiroshi
Photo by: 新田浩之「坂が多く、緑が多く、子供たちが活躍するロシア・ハバロフスク

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