異世界へようこそ!青い炎と黄色い大地の「イジェン火山」

火山といえば赤いマグマを思い浮かべるかもしれませんが、なんとこの火山、青い炎を吹く世にも珍しい火山なのです! 青い炎は夜の間しか見ることができませんが、夜が明けるとまた違う素晴らしい光景が目の前に広がります。

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こんにちは!Compathy Magazineライターのアオノトモカです。
世界には、私たちの常識を覆すような光景が広がる場所がたくさんあります。インドネシアのジャワ島にある「イジェン火山」もその一つ。

火山といえば赤いマグマを思い浮かべるかもしれませんが、なんとこの火山、青い炎を吹く世にも珍しい火山なのです! 青い炎は夜の間しか見ることができませんが、夜が明けるとまた違う素晴らしい光景が目の前に広がります。

イジェン火山トレッキング

Photo Credit: Tomoka Aono「イジェン火山&ローカル鉄道の旅」

Photo Credit: Tomoka Aono「イジェン火山&ローカル鉄道の旅

イジェン火山で青い炎を見るためには、夜中に登山を開始します。暗闇の中、1時間半ほどかけて山の頂上まで登り、30分ほどかけて火口目指してクレーターの中を下ります。

たくさんの観光客を尻目に、鉱山作業員たちが硫黄の塊を運んでいます。暗闇で足元が見えない中、私はクレーターの中を下ることだけで必死でしたが、鉱山作業員たちは15kgほどにもなるカゴを背負って、観光客をかわしながらクレーターを登っていきます。この硫黄は輸出され、多くの国で洗剤や石鹸の材料として使われているそうです。

青い炎

Photo Credit: Tomoka Aono「イジェン火山&ローカル鉄道の旅」

Photo Credit: Tomoka Aono「イジェン火山&ローカル鉄道の旅

そして辿り着いた火口で待っていたのは、本当に「青い」炎でした。硫黄が燃えてこの青い炎を作り出しているそうです。この世のものとは思えない、不思議な光景…。ドラゴンが棲んでいても不思議ではない、ファンタジーのような世界です。

あたりにはガスの臭いが充満しているので、青い炎に近づくにはガスマスクを着用する必要があります。この青い炎は夜の間しか見ることができません。夜が明けて辺りが明るくなるにつれ、青い炎は姿を消します。

夜が明けると…

青い炎は消えてしまいましたが、徐々に明らかになる周りの光景に驚きました。夜の間は真っ暗で何も見えませんでしたが、私たちは黄色い岩に囲まれていたのです! 自然界のものとは信じがたいほど鮮やかな黄色の岩と、そこから吹き出すガス…。まるで違う惑星に来たかのような光景です。

そして鉱山作業員たちは、吹き出すガスをもろともせず硫黄を掘っています。有毒ガスの発生する中で重労働を強いられているため、彼らの労働環境は問題視されています。はしゃぐ観光客の隣で黙々と作業を続ける労働者の姿は、考えさせられるものがありました。

不思議なカラーコントラスト

クレーターを登り、火口の入り口へと戻ります。そして振り返ると、またしても不思議な光景が広がっていました。硫黄の黄色、火口にある湖のターコイズ色、朝日に染められた赤いガスの煙…。地球が創り出す色のコントラストはまさに芸術です。

目の前に現実として広がっている光景にも関わらず「誰かがフォトショップで編集したのでは?」と疑いたくなってしまうほど、現実離れした景色でした。

イジェン火山は、地球の神秘を存分に感じることができる場所です。そして「地球上にはまだまだたくさん私の知らない光景が広がっているのだ」と感じる場所でもありました。

イジェン火山はジャワ島に位置していますが、バリ島からもツアーが出ています。ぜひバリ島を訪れる機会があれば、イジェン火山にも足を伸ばしてみてくださいね!

ライター:アオノトモカ「冒険女子

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*Tomoka Aono「イジェン火山&ローカル鉄道の旅

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Tomoka Aono

Tomoka Aono

青年海外協力隊現役隊員として、フィリピンの田舎町で断水と停電に耐えながら日々たくましく生きてます。趣味は冒険と寺修行。モットーは「今を生きる」。最近の悩みは日焼けでフィリピン人より黒くなってしまったことです。



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