こんなの見たことない!ローマの祝日のサンタンジェロ城の回転花火

今回ご紹介したいのは「ローマの花火」。ヨーロッパの花火といえば、大晦日のカウントダウン後に打ち上げられるイメージですが、この日の花火鑑賞は無料で、ローマでしか見られない特別なものなのです。

こんにちは! イタリア在住Compathy MagazineライターのEdicolanteです。
6月29日はローマの守護聖人、聖ペトロと聖パオロの日(Santi Pietro e Paolo)です。この日、ローマは祝日になり、楽しいイベントがいくつか催されます。

その中でも今回ご紹介したいのがローマの花火。ヨーロッパの花火といえば、大晦日のカウントダウン後に打ち上げられるイメージですが、この日の花火鑑賞は無料で、ローマでしか見られない特別なものなのです。私が訪れた2014年の体験談をもとに、イベントの様子を紹介します。

サンタンジェロ城の真上に花火が!

テヴェレ川の川面に映るお城のイルミネーションと花火に大感動。空のネイビーの色と、蛍光レッドの花火、サンタンジェロのライトアップが素敵で写真を撮らずにはいられなくなると思いますが、フレームを通して観るのはもったいないほどでした!

何時に始まるの?

毎年プログラムや規模は違うかも知れませんが、日の入り時刻の空の色が徐々に変わる時間に始まります。サマータイム制度がありますので、暗くなるのが遅いです。開始時刻は9時半。時間にアバウトなイタリアですが、コンピューターで管理されているのか、人々のカウントダウンで時間ピッタリに始まります。

ミケランジェロのアイデアで、ベルニーニのデザインだという歴史?

1481年からあるこのイベントは、ローマ教皇の命であり、ミケランジェロのアイデアでサンタンジェロ城で花火が打ち上げられるようになりました。日本の花火のような、大輪が空高く飛ぶタイプではなく、儚さ、お上品さがあるわけでもないですが、大きな気迫が感じられました。

それもそのはず。この花火は偉大な建築家バロックの巨匠ベルニーニが、シチリア北部のストロンボリ火山の噴火と、稲妻などをイメージしてデザインしたものになっているのですから! 

回転花火(La Girandola)が多く使われ、四方八方に火花が飛び、20分間ほど絶え間なく光と音が凄まじく続き、ずっと目が離せません。昔のマエストロ(職人)達の伝統と、今のテクノロジーのミックスです。

小規模爆発から大規模噴火、花火を上げている人が火傷しないか心配になるくらい、時折火花のシャワーと煙で、お城が見えなくなります。そして、ファイナルの大歓声と感動が巻き起こって終了。

6月29日にローマにいるなら、一年に一度だけなので絶対見ておくことをおすすめします! 私が行った年は日曜日でしたが、平日になる年はもう少し、人出が少なく見やすいかもしれません。

2016年は21時40分より「ピンチョの丘」で開催されます。ポポロ広場での鑑賞が最適。私にとって一生忘れられない思い出になっているので、行って損はしないはずです!

この日の注意とアドバイス

交通機関は祝日ダイヤとなり、本数が少なくイベント場所の混乱を避けて停留所が変わるので注意が必要です。観光客が多い、中心街のおみやげ店やレストラン、博物館などは通常通り営業するところが多いですが、地元の人向けのショップやレストランは閉まるところもあります。

この日は早めに食事を終わらすか、鑑賞後に。夏のローマの大イベントを楽しみましょう。

ライター・写真: Edicolante

(※2016年6月27日修正・追記:2016年のイベント開催情報を追記しました)

Compathyでこの旅の旅行記を見てみましょう

*Edicolante「ローマの祝日のサンタンジェロ城の大迫力な花火を見た!

Edicolante

Edicolante

イタリア在住15年。滞在中のローマ、中部イタリア中心に、ガイドブックに載っていない、あまり知られていない小さな村の魅力と雰囲気をお伝えしていきます。



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