平壌冷麺専門店もある!手軽に身近に楽しめる北朝鮮の文化

今回は、日本にいながら北朝鮮の文化に触れる方法をお伝えします。「北朝鮮」と聞くと思わず身構える方も多いかもしれません。確かに、政治面では日朝の間に多くの問題があるのは事実です。ただ、長年、朝鮮半島で培われた文化が存在することは否定できません。せっかくの機会に、私たちが知らない北朝鮮の文化を覗いてみませんか。

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こんにちは、Compathy Magazineライターの新田浩之です。
今回は、日本にいながら北朝鮮の文化に触れる方法をお伝えします。「北朝鮮」と聞くと思わず身構える方も多いかもしれません。確かに、政治面では日朝の間に多くの問題があるのは事実です。ただ、長年、朝鮮半島で培われた文化が存在することは否定できません。せっかくの機会に、私たちが知らない北朝鮮の文化を覗いてみませんか。

筆者撮影

筆者撮影

北朝鮮の文化を知ることができる「朝鮮の声」

一番手っ取り早く北朝鮮の文化を学ぶ方法はラジオです。実は北朝鮮から日本向けに、日本語で放送される「朝鮮の声」という番組があります。この番組の内容は、99.9%は指導者を称えるプロパガンダ放送。ただ、たまに北朝鮮の文化や歴史、料理などを紹介することがあります。これが実に興味深くおもしろいのです。夏には平壌冷麺について特集することも。また、平壌以外の地方都市の見所なども紹介してくれます。

しかし近年、「朝鮮の声」は文化面の番組を縮小し、音楽の番組を増やす傾向にあります。その代わりなのかは定かではありませんが、「朝鮮の声」日本語課のホームページができました。ホームページの「自然・名勝」「歴史」のコーナーは日本語で書かれています。プロパガンダ的要素はありますが、北朝鮮の文化を学べることは間違いありません。

筆者撮影

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北朝鮮の代表料理、平壌冷麺を食べる

北朝鮮の料理といえば「平壌冷麺」です。平壌冷麺が広まったのは皮肉にも1950年の朝鮮戦争のとき。南に移住した北朝鮮の住民によって広められました。元々、平壌冷麺に使われている麺は蕎麦粉を原料としています。そして、牛肉などでダシをとったスープに大根のキムチの汁や牛肉を組み合わせて完成。なお、盛岡冷麺は平壌冷麺と北朝鮮の咸興冷麺を融合したものです。

平壌冷麺が気になったので、さっそく神戸市内にある平壌冷麺専門店で平壌冷麺を食べました。見た目は夏の暑さを和らげそうな爽やかな印象です。まずはスープと共に麺をひと口。麺はゴムのような独特のコシがあり、やみつきになりそうな味わいです。少し辛いスープが麺との相性抜群! そして牛肉とシャキシャキした野菜。野菜、麺、スープの組み合わせが素晴らしく、何杯でもいけそうな気がしました。日本では韓国料理のほうが有名ですが、「北朝鮮の料理も捨てがたいなぁ」と思いながら完食。まず「食」から北朝鮮の文化を知るのもおすすめです。

Photo Credit:Shohei Watanabe「2005年金正日政権下の北朝鮮」

Photo Credit: Shohei Watanabe「2005年金正日政権下の北朝鮮

北朝鮮の文化を学ぶ意味

冒頭でも書いたとおり、日本と北朝鮮の間には難問がたくさんあります。そして政治的な問題から、私たちは北朝鮮を「遠い国」だと思い、北朝鮮住民を偏見な目で見てしまいがちです。しかし、北朝鮮の文化に接すると、日本と北朝鮮の文化の類似性に気づくはず。類似性に気づくと北朝鮮が「近い国」であることを理解するでしょう。お互いの「理解」がこれらの難問を解決する重要な要素だと思います。

ライター:新田浩之
Photo by: Shohei Watanabe「2005年金正日政権下の北朝鮮

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Hiroshi Nitta

Hiroshi Nitta

国鉄が民営化された年、1987年生まれ。神戸市在住。中東欧、ロシアを中心に民族問題や戦争の記憶に興味があります。趣味は鉄道(乗り鉄とダイヤ)と読書です。ロシア連邦全共和国を制覇することを夢見ています。ブログ:Tabi-PROG



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