5分で分かるカースト制度!インドの歴史と現在の実情は?

カースト制度は身分によって階級を分ける、インドで昔使われていた制度です。所属する階級によっては、結婚や食事にも影響が出ることも。今回はインドで使われてきたカースト制度を分かりやすく解説し、インドの現状と合わせて紹介します。

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カースト制度から抜け出す方法

1. 諦める

ヒンズー教のベースにもなっている「輪廻転生」。現世で正しく生き、生まれ変わって上層階級になるという教えを信じ、来世に希望を抱いて現世で一生懸命に生き抜く。

2. 改宗する

カースト制度はインドに住む人々がそれに適用するというわけでなく、ヒンズー教の独自の制度です。そのため他の宗教に改宗することで、カースト制度の適用外になります。
主にイスラム教に改宗する人が多いようです。

3. IT関係の職業に就く

カースト制度では、親の仕事が自分の仕事になります。そのため、そのループから抜け出せません、しかしそれをまぬがれる職業が1つあるんです。それがIT関連の仕事。ITという仕事自体が新しい仕事のため、カースト内に属していないんです。そのため、身分に関係なくITの仕事に就くことができます。
インドで急上昇しているのはそのためです。

現在のカースト

以前は階級を表すことがメインだったのに対し、現在は宗教や民族のことを指します。同様に現在の「異カースト間結婚」も、違った語族や宗教同士の結婚を意味します。
また、若い人たちのカーストに対する感覚も以前とは違います。しかし、地域にもよりますし、デリーなどは保守的な街なので、今でもカーストが残っている場所もあります。
 

おわりに

かつては階級による差別や迫害が存在したインドですが、長い年月をかけ、新しいインドの扉が開かれようとしています。
このような独特な制度を持ち、多くの人々が流した涙や叫び、祈りが、これからのインドにどう影響を与え、どう変わっていくのか期待したいと思います。

ライター: Satoko Sumitomo
Photo by: Horie Kentaro「初めての海外一人旅。導かれたのは、インドでした。〜ヴァラナシ(ベナレス)編〜

*Daisuke Takishima「インド放浪記
*Daisuke Tamai「India/インド
*Horie Kentaro「初めての海外一人旅。導かれたのは、インドでした。〜ヴァラナシ(ベナレス)編〜

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Satoko Sumitomo

Satoko Sumitomo

さとりんです。 アメリカのシカゴで生まれ、サウジアラビアで3年間生活していました。 生まれ育ちから海外経験が多かったので、その経験を活かして少しでもみなさんのお役に立てる記事を書いていけたらと思っています。



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