海外旅行保険はクレジットカードの付帯サービスで大丈夫!?

海外旅行へ出発前には、必ず保険に入りますよね。最近は海外旅行保険付きのクレジットカードも増えていますが、「クレジットカードの付帯海外旅行保険はたいしたことがない、万が一の時の補償が不足している」という話をよく聞きませんか?様々な情報が錯綜するクレジットカードの付帯海外旅行保険についてまとめました。

Compathy MagazineライターのRenaです。海外旅行へ出発前には、必ず保険に入りますよね。最近は海外旅行保険付きのクレジットカードも増えていますが、「クレジットカードの付帯海外旅行保険は大したことがない、万が一の時の補償が不足している」という話をよく聞きませんか?様々な情報が錯綜するクレジットカードの付帯海外旅行保険についてまとめました。

 

■目次

1ページ目: カードの保険で旅のトラブルはカバーできるか?、ほか

2ページ目: カードの海外旅行保険で済ませたい場合の確認ポイント!、ほか

 

カードの保険で旅のトラブルはカバーできるか?

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、その内容をよく調べられないまま「なんとなく信用できない」といった感じで放置されていることが多いのが現状です。まずはその誤解を解いていきたいと思います。

カードの保険では保険内容が不足している?

カードによってかなり付帯保険の内容は違います。中には無料の付帯海外旅行保険であっても非常に補償内容が充実したものもあります。実は、カードの無料付帯海外旅行保険でも、かなり手厚いものがあるのです。

また、後ほど詳細は説明しますが、複数のクレジットカードを所有することで、全てのカードの補償額を合算できる場合があります。この、補償額の合算という技を使用することで、クレジットカードの付帯海外旅行保険でもしっかりと補償を受けることができるようになります。

「最大補償額2000万円!」などの高額補償は何でも補償してくれる訳ではない!

最大補償額とは、通常は死亡時(病気での死亡は除く)の補償額を意味しています。旅行でケガや病気にかかったり、盗難にあうことはありそうですが、死亡は確率的には低そうですよね。

カードの付帯保険が弱いのはここで、ケガや病気の際の治療費が、AIU等の専門海外旅行保険に比べて少ないことがよくあります。よく調べてから加入しましょう。また、この点についてもカードを複数所有することで補償額を増やすこともできます。

カードによって補償内容は違いがある

カードによって補償内容はバラバラです。年会費無料のカードであっても手厚い補償内容のカードもあれば、そうでないものもありますので、よく調べてから加入してください。

子供はカードを持てないので新たに保険に入るしかない?

これは加入しているクレジットカードによりますが、一部のカードについている「家族特約」という機能を使うことによって、親のクレジットカードで18歳未満の子供の保険もカバーすることができます。

カード付帯海外旅行保険の使用時注意ポイント

photo credi: Mie Sato「NewYork貧乏旅行」

photo credi: Mie Sato「NewYork貧乏旅行

1. 病気で死亡した場合は死亡補償は受けられない

カード付帯の海外旅行保険の謳い文句である「最大補償額」はほとんどの場合死亡補償のことを指します。しかし、この「死亡補償」は「事故死および後遺障害」に対して補償されるものであり、「病気での死亡」はカバーされていません。

ただ、海外旅行保険のうち「死亡リスク」というのは非常に低いと考えられることと、生命保険に加入されている人も多いため、それ程気にする必要のある項目ではないと考えられます。

2. そのカード保険、自動付帯?それとも利用付帯?

クレジットカードを選ぶ際によく確認すべき点のひとつです。「自動付帯」とはクレジットカードを持っているだけで海外旅行保険に加入できている状態の保険です。

注意すべきは「利用付帯」のカードで、この場合は海外旅行のツアー代金などの費用、もしくは渡航するまでに必要な交通費などの費用を、カードで支払わないと海外旅行保険が有効になりません。残念ながら「利用付帯」の条件がついたカードは多いので、加入前によく確認してください。

ただ、「利用付帯」のカードのメリットもあります。「利用付帯」のカードは海外旅行保険の有効期間が90日間より長い場合が多く、中には「無期限」というカードもあります。ですので、長期で海外旅行へ出かける人にはおすすめです。

3. カードの保険は基本的に3ヶ月間が保険期間

どのクレジットカードもたいていは、海外旅行保険の保険期間は3ヶ月間(90日間)がほとんどです。時々2ヶ月間(60日間)が保険期間のカードもあるのでよく確認しましょう。

90日以上の旅行へ行くというのはレアなケースかと思いますが、そういった場合は一般の海外旅行保険に加入する必要があります。ただし、最近では「利用付帯(海外旅行費用をクレジットカードで支払うことで得られる保険)」のカードでは、90日以上の旅行でもカバー出来る保険もあります。長期旅行へ行く人は調べてみてください。

4. カード会社の「最大補償額」という謳い文句に要注意

クレジットカードを選ぶ際に、よく注意して頂きたいのが「最大補償額」という謳い文句です。「最大補償額2000万円」などと表記されている場合、それは大抵「死亡補償」を指しています。

前述した通り、海外旅行における「死亡リスク」は非常に低く、可能性が高いと考えられるのは「病気、ケガ」「携行品の紛失、盗難」という項目です。これらの項目の補償金額をよく確認しましょう。また、中には死亡補償額は非常に高いにも関わらず、病気やケガの場合の補償は一切なしというカードもあります。これでは保険の意味はほとんどありません。

5. ケガや病気は補償対象外のカードもある

これは、カード付帯の海外旅行保険で済ませたい場合は要チェックポイントです!カードの付帯保険はたいていの場合、AIU等の専門海外旅行保険と比べると病気やケガの場合の補償金額が低いです。また、中には病気やケガの場合の補償をカバーしていないカードもあります。よく注意してください。

6. 医療費キャッシュレスサービスを受けられるカードもある

海外旅行保険の「医療費キャッシュレスサービス」とは、海外旅行中に病気やケガになった場合、保険会社へ連絡し、提携病院を利用すれば、医療費を保険会社へ立て替え払いしてもらえるサービスです。この場合、その場で医療費を支払う必要もないですし、医療費が補償金額内であれば帰国後も勿論支払う必要はありません。

カード付帯の海外旅行保険には医療費キャッシュレスサービスはない、と思っている人が多いかもしれませんが、中にはキャッシュレスサービスが可能なカードもあります。ぜひ探してみてください。

ただ、海外でもすごく辺鄙な場所へ旅行した場合は近くに保険会社の提携病院がない場合が多く、その場合はキャッシュレスサービスを受けることはできません。この点はカード付帯の保険であっても専門の海外旅行保険であっても同じことです。

7. カードを複数枚持ち、補償内容を充実させる

上記でご説明した通り、カード付帯の海外旅行保険では病気やケガの場合の補償金額や、携行品の盗難や救援者費用、賠償責任などの項目では補償額が低いことが多く、中には全く出ないカードもあります。

例えば、クレジットカード付帯の海外旅行保険の中で、最高クラスの補償がつく保険でも、ケガ・病気治療補償の金額は200万です。それに対し、仮に、アメリカ旅行中に盲腸になった場合かかる費用は、手術費用などで総額160万〜220万円(2日間入院)程度かかると考えられます。

この例から分かるように、海外での医療費は非常に高くつく場合が多く、200万円の補償額では不足する可能性が出てきます。
しかし、この問題は海外旅行保険のついたクレジットカードを複数枚持つことで解消することができます。

何故なら、ほとんどのカードでは「死亡補償」は複数枚のカードを持っていても補償金額を加算することはできませんが、「病気やケガの治療費」「携行品損害」「賠償責任」「救援者費用」などの項目ではカード毎の補償額を合算することができるからです。ただし、ニコスカードを複数持っている、など同じブランドのカードを持っている場合は合算されないことがあります。事前によく確認してください。
 

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Rena Umebayashi

Rena Umebayashi

旅ライターのRenaです。愛犬のミニチュアダックスフンド と仲良く暮らしています。学生時代の海外ボランテイア経験から外国に興味を持ち始め、その後世界各国を旅して回っています。バックパックでの地元密着型の旅から、リゾートのんびり旅まで色々なスタイルの旅を経験しました。 その経験から少しでも皆さんの旅に役立つ情報を発信していきたいです。



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