イタリアのストリートフード、ピアディーナとクレーシャって?

今回は、イタリアでしか楽しめないストリートフードである「ピアディーナ」と「クレーシャ」を紹介します。現在ではイタリア全土で食べられるメジャーなパニーノですが、もともとは貧乏料理として知られていました。

イタリア在住15年のCompathy MagazineライターEdicolanteです。
イタリア料理といえば、パスタとピッツァを思い浮かべる方が多いと思います。しかしイタリアには、他にもおいしいものがたくさん。そして、それを味わうためにはレストランのテーブルに座る必要はありません。道を歩いているだけでも、おいしいストリートフードに出会えるのです。

今回は、イタリアでしか楽しめないストリートフードである「ピアディーナ」と「クレーシャ」を紹介します。

ピアディーナとクレーシャの違い

エミリア=ロマーニャ州、特にアドリア海に面しているロマーニャ地方には、「ピアディーナ(Piadina)」という平たいパンに、ハムやチーズなどを挟んで食べる軽食があります。 現在ではイタリア全土で食べられるメジャーなパニーノですが、もともとは貧乏料理として知られていました。

生地は小麦粉、水、塩、ラードやオリーブオイルを混ぜた物で、それを棒で伸ばしていきます。ペッチャンコの丸いレコード盤のような形にしたら、膨らまし粉は入れず、鉄板などの上で焼けば完成。パリパリした食感が楽しめます。

一方、マルケ州には「クレーシャ・スフォリアータ(Crescia sfogliata)」というものがあり、ピアディーナとそっくりなのですが、クレーシャには卵が入っているため、全体的に黄色く、もう少し膨らみます。 「クレーシャ・アルタ(Crescia alta) 」というもっと膨らんだものもあります。

こちらもサルシッチャ(ソーセージ)とチコリなどの草と、生ハム、チーズなどを挟みます。 チコリなどの草と書きましたが、マルケに住む私の知人たちは、家の近所に生えてる雑草を採ってきて調理しています。

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Edicolante

Edicolante

イタリア在住15年。滞在中のローマ、中部イタリア中心に、ガイドブックに載っていない、あまり知られていない小さな村の魅力と雰囲気をお伝えしていきます。



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