登録数世界第3位!スペインの世界遺産44ヶ所をスペイン旅行した筆者が紹介

闘牛とフラメンコ、ガウディの建築物、一面のひまわり畑。 スペインといえばこのようなイメージが強いですが、実はたくさんの世界遺産があることをご存知ですか? スペインの世界遺産登録数はなんと世界第3位!2019年時点47ヶ所もの場所が登録されています。 6つのエリアに分けて、スペインでどんな世界遺産があるのかご紹介します。

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こんにちは。Compathy Magazineライターのkiemiです。 闘牛とフラメンコ、ガウディの建築物、一面のひまわり畑。 スペインといえばこのようなイメージが強いですが、実はたくさんの世界遺産があることをご存知ですか? 登録数はなんと世界第3位!47ヶ所もの場所が登録されています。 6つのエリアに分けて、どんな世界遺産があるのかご紹介します。おすすめの交通手段と主要都市からの所要時間も入れたので、ぜひ旅行計画の参考にしてみてくださいね。

スペイン世界遺産 44ヵ所/全47ヶ所 *2019年時点

スペインの世界遺産を地域ごとにご紹介します。

■目次
1ページ目: バルセロナとスペイン東部の世界遺産
2ページ目: マドリードとスペイン中央部の世界遺産
3ページ目: アンダルシアとスペイン南部の世界遺産
4ページ目: スペイン北部の世界遺産
5ページ目: スペイン西部の世界遺産
6ページ目: カナリア諸島の世界遺産

 

<バルセロナとスペイン東部の世界遺産>

1. アントニ・ガウディの作品群(1984年登録、2005年拡大登録)

1892年から今なお建設が続く、世界的にも有名なサグラダ・ファミリアの生誕のファサードと地下聖堂、高台にあり地中海を望めるグエル公園、曲線が特徴的なモデルニスモ建築の代表作カサ・ミラカサ・バトリョなど、バルセロナ市街にはガウディの作品が溢れています。 他にも、ガウディの支援者エウセビオ・グエルの依頼でガウディが最初に設計したグエル邸や自然との調和と色とりどりのデザインが素敵なカサ・ビセンス、ガウディの最高傑作との呼び声も高いコロニア・グエル教会の地下聖堂が世界遺産に登録されています。

最寄りの地下鉄駅
サグラダ・ファミリア:サグラダ・ファミリア駅(L2、L5)
グエル公園:レセップス駅もしくはバイカル駅(L3)
カサ・ミラ:ディアゴナル駅(L3、L5)
カサ・バトリョ:グラシア駅(L2、L3、L5)
グエル邸:リセウ駅(L3)
カサ・ビセンス:フォンタナ駅(L3)

アクセス
コロニア・グエル教会へは、スペイン広場駅からカタルーニャ鉄道(S33、S8、S4)で約25分。コロニア・グエル駅下車。

 

2. バルセロナのカタルーニャ音楽堂サン・パウ病院(1997年登録)

1997年にカタルーニャ病院とともにユネスコの世界遺産に認定されたコンサートホールで、バルセロナを代表するもう一人の建築家、リュイス・ドゥメナク・イ・ムンタネーによって建設されました。
音楽堂は今でも使われていて、夜はクラシックコンサートやフラメンコなど様々な催しが行われています。日中は見学ツアーがあり、外光が差し込むコンサートホールでは夜とは違った美しさが見られます。

最寄りの地下鉄駅
カタルーニャ音楽堂:ウルキナオナ駅(L1、L4)
サン・パウ病院:オスピタル・デ・サン・パウ病院(L5)

 

3. タラゴナの考古遺跡群(2000年登録)

Photo credit: -ted via flickr cc

Photo credit: -ted via flickr cc

バルセロナから約80キロ、サラゴサから200キロの場所に位置するカタルーニャ州タラゴナ県タラゴナ内にある遺跡群です。地中海に面する美しい街に水道橋、猛獣や剣闘士を戦わせた円形劇場など古代ローマ時代に作られた遺跡が数多く残されています。
闘技場の目の前には地中海があるので、素晴らしい景色を見ることもできますよ。今もなお良好な状態で保存されている遺跡の数々から当時の雰囲気を感じられる場所です。

アクセス
バルセロナから鉄道で約1時間

 

4. ポブレー修道院(1991年登録)

Photo credit: noemieg via flickr cc

Photo credit: noemieg via flickr cc

シトー派の修道院で、カタルーニャ地方を代表する宗教的建造物です。現在も厳格な規律の中で生活している修道士たちがいます。ロマネスク様式からバロック様式まで様々な建築様式を見ることができます。
またシトー派修道院では、昔からワイン造りが行われています。そのワインの品質の高さはワイン通の人には有名です。現在は大手ワインメーカーのコドルニュー社と協同して本格的なワイン造りが行われています。修道院内のワイナリー見学ではワインの試飲ができるのでぜひ参加してみてください。

アクセス
タラゴナから鉄道で約1時間。最寄り駅からはタクシーで約7分。

 

5. バル・デ・ボイのカタルーニャ風ロマネスク様式の聖堂群(2000年登録)

Photo credit: Ferran Pestaña via flickr cc

Photo credit: Ferran Pestaña via flickr cc

フランスとの国境近いリェイダ県のボイ渓谷に集まる、ロマネスク様式の聖堂群。この土地は11世紀~14世紀にかけて銀の産地として栄えました。銀で得た多くの富を聖堂群の建設に費やしたため、イタリアのロンバルディアから入ってきた当時最先端のロマネスク様式で多くの聖堂が建てられました。
その中でもサンタ・マリア聖堂、サン・クリメン聖堂、サント・ホアン聖堂、サンタ・エウラリア聖堂、サント・フェリウ聖堂など9ヶ所の聖堂がユネスコの世界遺産に登録されています。
聖堂の作りや聖堂内の壁画は必見です。

アクセス
バルセロナからバスを乗り継ぎ、約6時間50分

 

6. イベリア半島の地中海沿岸の岩絵(1998年登録)

カタルーニャ州、バレンシア州、アラゴン州、カスティーリャ=ラ・マンチャ州、ムルシア州、アンダルシア州の6州にまたがる地域にある、727個もの先史時代及び旧石器時代の岩絵です。彩画、線刻画など様々な手法で描かれた岩絵が見られます。これらの岩絵が作られたのは紀元前8000年~紀元前3500年頃にかけてと言われています。
岩絵には狩猟をしている古代の人々や馬、ヤギ、牛などの動物が描かれていて、当時の生活の様子が見て取れます。色彩豊かで大きさも様々な岩絵は芸術性が高く必見です。

アクセス
広範囲のため割愛

 

7. バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ(1996年登録)

1482年から1498年にかけて建てられた絹製品の取引所で、バレンシアの中心に位置しています。フランボワイヤン様式で作られた建物は貿易で栄えた当時のバレンシアの経済力がうかがえます。
楽園をイメージした「契約の広間」は高さ約16mの柱と覆い茂る椰子の葉のような天井が印象的です。
「契約の広間」を抜けると、次に見えてくる「海洋領事の間」。この部屋は木で作られた芸術的な格子天井と立体的に見えるな模様で描かれた床が特徴です。
他にも聖母マリア、ケンタウロス、ガーゴイル、ドラゴンの像など見どころがたくさんありますよ。

アクセス
バルセロナからバレンシアまで、鉄道で約3時間10分。バレンシア駅から徒歩7分。

 

8. エルチェの椰子園(2000年登録)

Photo credit: Shaun Dunphy via flickr cc

Photo credit: Shaun Dunphy via flickr cc

アリカンテから北西に30kmほど離れた都市エルチェにあるヨーロッパ最大級の椰子園です。紀元前にカルタゴ人によって持ち込まれた椰子がイスラムの灌漑技術により、今も残るヨーロッパ最大規模の椰子園になりました。
ここには1万千本以上の木が植えられていて、古いものだと樹齢300年を超えるものもあります。「皇帝の椰子」と呼ばれる7本の幹がある椰子は必見ですよ!

アクセス
バレンシアから鉄道で約2時間半

 

9. イビサの生物多様性と文化(1999年登録)

Photo credit: Hishii Sonoe「★IBIZA 楽園旅行★」

Photo credit: Hishii Sonoe「★IBIZA 楽園旅行★

今やクラブカルチャーやパーティーの島と認知されているイビサ島。実は島そのものが世界遺産なんです。
イビサ島はヨーロッパのヒッピー文化の中心となった1980年代後半にこの地域の独特で自由なダンス音楽スタイルとクラブシーンを知った英国の若者たちが集まってきたことで、パーティーアイランドとして有名になりました。
古今の文化と地中海の多様な生態系が残る複合遺産になっています。

アクセス
バレンシア港からフェリーで約3時間半

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Emi Takaki

Emi Takaki

福岡県出身。大学時代に207日間の世界一周旅行をするも、世界の表層しか見ていないことに気が付き落ち込む。その後5年間渡航することなく旅行から離れていたが、やっぱり旅行が好きだと気付く。「旅に何かを求めても仕方ない、だけど得られる何かがある」自分の言葉で伝えていきます。



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