現在公開中の映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』に出てくる絶品グルメを堪能してきた!

こんにちは。キューバ帰りのCompathy Magazineライター赤崎です。
心血を注いで勝ち取ってきた自分の立場、成功とプライド。それがある日、突然ひっくり返されたら…

映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』(以下『シェフ』)では、一流レストランでシェフを任されていた主人公カールが、オーナーや料理評論家との衝突の結果、職場をクビになってしまいます。その騒動がネット上で炎上し、その後の仕事は見つからず、別れた元奥さんのもとにいる息子にもうまく愛情を表現できず、どん底の生活に…。しかし、元妻に押し切られる形で出た旅先でキューバサンドイッチに出逢い、カールの人生は変わっていきます。

(映画『シェフ』より)

(映画『シェフ』より)

先日、表参道COMMUNE246内のAntenna<>WIRED CAFEで行なわれた映画『シェフ』公開記念イベントにCompathy Magazineライター陣が潜入し、映画『シェフ』の魅力を配給先のソニー・ピクチャーズ エンタテインメントさんにお聞きすると同時に、キューバやキューバサンドイッチをコンセプトとしたイベントを堪能してきました!

映画『シェフ』の見所

今回の映画の見所をソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの臼井さんにお聞きしました。

—ズバリ、見所はどこでしょうか?

人によって刺さるポイントが違うのが魅力ですね。主人公のカールが一流シェフという肩書きを捨てて、フードトラック、移動屋台を始めるという一人の男としての生き方が刺さる人や、ロードムービーとしてマイアミからロサンゼルスまで、アメリカを横断していくという旅のシーンが刺さる人もいれば、フードが本当においしそうに描かれているのでその辺りが刺さる人もいると思います。本当に人によって「いい」と思うところが全く違うような見所が満載な映画になっています。

—特にどのような人に見て欲しいですか?

特に30代の人なんかは、どこかで一度くらいは「このままでいいのかな?」と、人生を見直すタイミングがあると思うんですよ。そういった時にこの映画を見てもらえると、自分にとって必要なことは何かとか、重要なものは何かとか…、それを見直すヒントが『シェフ』にはあります。仕事だけじゃなくて、それが家族だったり、子どもだったり、場所だったり、あとプライドとか環境とか…。成功した主人公は、いわば人生の勝ち組だったわけですが、転落した後にどうするのかという部分を見て欲しいです。人生をうまく生きていきたいのにうまくいかない苦しさを感じている人に刺さるのではないでしょうか。旅行や料理など、五感に訴えかけるような要素に加えて、コアなところでは「人生、どうするんだ?」と考えさせてくれる部分もあります。

—『シェフ』の中でも旅の場面がありますが、人生を歩んでいく上で旅は必要だと思いますか?

この作品ではどうしていいかわからない時に、とりあえず旅に出るんです。ずっと同じ場所や環境でいると思いつかないようなものでも、一度スイッチを切って、別の場所に行って違う文化に触れることによって、何かポッと違うものがでてきて、新しい冒険や成功への道が始まるんです。主人公が一度原点に戻って、最初にレストランを始めたのがマイアミだったのですが、その原点であるマイアミからロサンゼルスまで戻るための旅でも、新しい視点や目標が出てきます。

(映画『シェフ』より)

(映画『シェフ』より)

—この映画ではキューバサンドイッチがキーポイントですが、他にも違う文化は出てきますか?

マイアミとキューバは近いので、キューバから移民してくる人も多いんです。だからラテンの文化が強い町中では、英語よりもスペイン語を話している人が目立ちます。セリフの中にもたくさんのスペイン語が出てくるし、マイアミではキューバミュージック、そして旅の中で立ち寄るそれぞれの場所で、ご当地音楽とご当地グルメとのコラボレーションの数々が出てくるので、まるで一緒に旅をしてるような気分が味わえますよ。

—最後に一言お願いします。

三ツ星のフルコースとキューバサンドイッチは、果たして同じランクの料理だと言えるのか…。いや、この映画を見ると、むしろキューバサンドイッチのほうが上にさえ思えます。どうしてそう感じるようになったのかは、ぜひ映画を見て感じて欲しいです。

映画を見てくださる人はそれぞれ仕事も環境も違うはずですが、「何がしたくてその仕事をしているのか」、「誰に何を伝えたいのか」、「自分の仕事の芯はなんだろう」、といった基本的な部分をもう一度深く考えることができるような映画です。

イベントは大盛り上がり

(『シェフ』公開イベントより。筆者撮影)

(「シェフ」公開イベントより。筆者撮影)

劇場公開記念イベントの行なわれたCOMMUNE246のAntenna<>WIRED CAFEでは、ライブペインティング、そして映画を記念しての特別限定メニュー、キューバサンドイッチの「クバーノ」と「メディアノーチェ」、そしてキューバの代表的なお酒、ラムで作られた「バカルディ モヒート」と「キューバリブレ」を楽しみながら、本場のキューバミュージックの生演奏に合わせて踊るという、映画の世界にも出てくるキューバを存分に堪能することができました!

絶対食べるべしキューバサンドイッチ!!

COMMUNE246のAntenna<>WIRED CAFEでは2015年3月19日までの限定で、キューバサンドイッチの「クバーノ」と「メディアノーチェ」を楽しむことができます。このサンドイッチの創作秘話をカフェカンパニーの高村さんにお伺いしました。

(Antenna<>WIRED CAFE提供)

(Antenna<>WIRED CAFE提供)

キューバサンドイッチはキューバで生まれたのではなく、マイアミで生まれたもので、キューバから移民してきた人たちが故郷を懐かしんで作ったんですよ。様々なスタイルがあるので、お店によってはフランスのバゲットを使ったりだとか、単純にホットドッグのコッペパンを使ったりしているところもあります。日本でこれを作ろうとしたとき、キューバサンドイッチに使いたくなるような、ふわふわながら少し焼くとカリっとするような理想のパンを探すのに苦戦しました。
隠し味としてマスタードを多めに塗って、デリッシュというピクルスを砕いたようなものも多めに入れます。モヒートやキューバリブレが飲みたくなるような味に仕上げていますので、ぜひ一緒に楽しんでみて下さい。

さいごに

この映画は見ているだけで、踊りたくなり、勇気をもらえ、そして旅にも行きたくなります。さらには、親子愛にもホロリとできる映画です。今、実際にアメリカではフードトラックブーム。多くの一流のレストランシェフが自分の料理を食べてもらうために、フードトラックをはじめています。誰もが迷い、選択し続ける人生の旅のヒントになるような映画なので、ぜひ劇場へ足を運んでみて下さい。

Have a nice trip!

(インタビュアー:赤崎えいか・KANA)
Photo by: 『シェフ

Eika Akasaki

Eika Akasaki

トラベルフォトライター。 世界中をカメラとMacを持って飛び回る。 宗教や文化、各国の女性やファッションに興味をもち追い続けており、著名人へのインタビュー記事も多く扱う。ウエブサイト:Eika Akasaki Photographer



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