バルセロナ独立?日本が知らないスペインが抱える民族問題とは

スペインのバルセロナには、サグラダファミリアを代表とするガウディの作品や、世界的に大変貴重な作品が展示してあるミュージアムなどがあり、いくらいても飽きないほどの魅力が詰まっています。そんなバルセロナ実は日本が知らないスペインが抱える民族問題があります。なぜバルセロナ独立したい?そして抱える民族問題とは?

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Compathy Magazineライターの濱松です。
バルセロナには、サグラダファミリアを代表とするガウディの作品やおしゃれなバル、世界的に大変貴重な作品が展示してあるミュージアムなどがあり、いくらいても飽きないほどの魅力が詰まっています。そんなバルセロナのきれいな街並に魅了されながら歩いていると、スペイン国旗ではないある旗を多く見かけるのです。あれはなんだと、スペイン人に尋ねてみると、カタルーニャ州旗とのこと。すると、そのスペイン人がカタルーニャ州旗を掲げる理由について、熱く説明してくれました。

“バルセロナに住む50%のスペイン人は、カタルーニャ人です。そして、カタルーニャ人は、バルセロナを州都として、スペインからの独立を希望しているのです。もちろんん、独立したとしてもEUとの関係など、様々な問題が待ち受けていることも知っています”

じつは多民族国家のスペイン

赤い部分がカタルーニャ州(Wikipedia)

赤い部分がカタルーニャ州(Wikipediaより)

カタルーニャ州は、バルセロナを州都とし、北東部に位置するスペインの自治州です。そして、カタルーニャ人は、カタルーニャ語を話して暮らしています。バルセロナを観光していると、スペイン語・英語とともにカタルーニャ語の表記を見かけるでしょう。他にもスペインの南に位置するアンダルシア州にはグラナダやセビリヤという都市があり、彼らはアンダルシア語を話しています。このように、スペイン人といってもひとくくりにできず、様々な民族の集合体であることがわかります。それもそのはず。もともとスペインは、複数の国が結合してできた国なのです。

そして、強い独立心を持つカタルーニャ人に対し、スペイン政府はカタルーニャ語や民族運動の禁止など、たびたび弾圧を実施しています。なぜならカタルーニャ州は、スペインで最も平均GDP(国内総生産)が高い地域で、2012年にはEUの平均GDPも超えるほどでした。そんな大切な収入源を、スペイン政府は手放したくないのです。

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