
自転車専用改札まで!?日本には無いヨーロッパでは当たり前の風景3つ

電車の中でのトラブルやマナーの問題が取りざたされることが多い日本。例えば、「満員電車の中でベビーカーは折りたたむべきか?」など、様々なことが話題に上がります。しかし、ベビーカーなんてかわいいもの。ヨーロッパで日常的に見かけることのひとつに、「自転車で電車に乗り込む風景」が挙げられます。

Photo:Eika Akasaki「【アムステルダム】アンネの家とゴッホ美術館。」より
(1)自転車を持って電車

Photo:Eika Akasaki「【マルセイユ】マルセイユ駅から電車に乗ってみる。」より
オランダ、デンマーク、ドイツをはじめとするヨーロッパ諸国では、自転車がとても愛されており、自転車用の交通整備もされているほどです。地域によっては人の数より自転車の数の方が多いなんてことも。そんなヨーロッパでは、自宅から駅まで自転車で行き、そのまま自転車を持って電車に乗り、降りた駅から目的地まで再び自転車に乗るという行動が、当たり前となっています。改札も自転車専用のものがあり、ホームで自転車を押す姿も珍しくありません。
(2)自転車専用レールも
日本の駅でもそうですが、電車のホームに行くためには階段を上らないといけません。自転車を持って階段を上がるのはキツい! そんなときに使えるのが、この自転車専用レーンです。これに自転車を乗せれば、楽に押して上がれるようになっています。

Photo:Eika Akasaki「【アムステルダム】アンネの家とゴッホ美術館。」より
(3)自転車専用スペース
折りたたみの自転車に乗ってる人もいますが、多くの人は普通サイズのものに乗っています。そのため、車両には自転車専用のスペースが設けられており、持ち込んだ自転車は自分、もしくは車掌さんがしっかりと固定します。
それでもトラブルがまったく起きないわけではないので、駅構内では自転車でのマナーを促すポスターなどが貼ってあります。

Photo:Eika Akasaki「【アムステルダム】アンネの家とゴッホ美術館。」より
さいごに
日本でも、電車、そして自転車のマナーが大きく取り上げられることが増えてきています。日本では自転車を折りたたんだ状態でしか電車に乗せることはできませんが、大切なのは他の人に対する配慮や思いやり。それは世界共通ですよね。地球のためにも、体のためにも自転車に乗って出かけてみるのはいかがでしょうか?
Hava a nice trip!
参考:「バプティステ・ドゥバンシェットさん – 世界の飢餓をなくすために自転車に乗った人-」
(ライター:赤崎えいか)
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*Eika Akasaki「【マルセイユ】マルセイユ駅から電車に乗ってみる。」