煮込みと肉とナンで決まり!?厳格なイスラム国家の食に迫る!

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はじめまして!今年4月からグアテマラへ留学する、インターン生の大善(だいぜん)です!2013年の夏にヨーロッパ~中東を周遊し、特に今回紹介するイランという国が大変気に入ったので、今回は1週間イランを旅した私が、現地の人や旅人から聞いた「イランの食事情」についてレポートしていきます。

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世界の半分とも称されるモスクのある街エスファハーンの公園でのひととき。

・・・ところでなぜイランに行ったかというと、イランのイメージって「危険」「核」「厳格なイスラム国家」とかあんまり良いイメージがないにも関わらず、出会う旅人の間では「イランは面白い」という評判があり、実際はどうなっているんだろうという興味から行くことに決めました。

実際に私が訪れたイランは、180度イメージの変わるような国で、何よりもイランの人そのものが面白い人たちばかり!ご飯をごちそうしてくれたり、観光案内してくれたりと本当に親切なんです。まぁ度が過ぎておせっかいなんですけどね(笑)。

イスラム教の食”ハラール”ってよく聞くけど何なの??

さて、旅行における食事は醍醐味となる要素のうちのひとつですよね。しかしイランといえば石油大国であり、イスラム色とペルシャ文化が色濃く残り、イランの食について知らない人が多いのではないでしょうか。

ここで、簡単にイスラム教の食事について説明します。イスラム教は「ハラール」というイスラム教のルールで許可されたものしか食べることができず豚肉は禁止されており、鶏肉や牛肉など動物の肉でもイスラム教のルールに従って屠殺した肉しか食べることができません。また、お酒を飲むことは一切禁止で、アルコールの入った料理やお菓子なども同じく禁止となっています。

イランはカスピ海の沿岸地域や砂漠地帯など多様な地形なため、食は各地域によって特色がありますが、主にどこの地域でも家庭では野菜などの煮込み料理、私たち観光客が多く目にするのはキャバーブ(ケバブ)が中心です。

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イランの煮込み料理、ホレシュテ・バーデムジャーン

こちらはイランではスタンダードな煮込み料理ホレシュテ・バーデムジャーンというナスのシチューのようなもので、非常に日本人にも親しみやすい味。

上の米は白いご飯がチュロウ、黄色いご飯がサフランがかかったもの。(ペルシャ語で「ポロウ」というのはチュロウに色々混ぜ合わせたもののことを言います。)

横の薄いナンはイランの朝食でもよく用いられます。イランのベーシックな朝食はナンにチーズ、バター、ジャムやハチミツなどをつけて食べることが一般的。西の方のタブリーズではじゃがいもを潰して包んで食べるみたいです。場所によってはレモンと塩でシンプルに、というところも。

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イランの家庭料理ハリム・バデマジャ(左の赤いもの)

これはイランの家庭料理ハリム・バデマジャ。これは茄子のディップソースのようなもので、右のチュロウに豆などを混ぜ合わせたポロウと一緒に食べます。

後ろの角切りフルーツはメロンで、イランではこういったようにフルーツを生のままで食すようです。実際にイランの道端ではバナナやメロン、ニンジンなど野菜やフルーツを使った生絞りのジュース屋さんがあり、夏の暑いシーズンにはもってこいの飲み物です。

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首都テヘランの路上の生ジュース屋さんで休憩中。一番左の彼は現地の生ジュース屋さんのオジさん。

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フィーレ・ケバーブ

これはフィーレ・ケバーブという牛肉の串焼き。ハーブの香りが効いていて、お肉と野菜とマッチ!お肉はジューシーなので、付け合わせの生玉ねぎとの相性抜群です。
この玉ねぎはだいたいナンと生玉ねぎがセットで付いてくるお店が多かったです。家庭ではナンにハーブやチーズを挟んで食べるそうです。

日本だとケバブは大きい肉の塊を削ぎ落として食べるイメージですが、中東では肉や魚、野菜などをローストする調理法のことだったのです…。だからこれがケバブとは、びっくり!

実際の味はというと…生玉ねぎは本当に辛いです。相性抜群なんだろけど、現地の人は普通に残してました(笑)。

なんたってイラン、ここでは常識を捨てるべし!

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大きさ30cm!のサンドイッチ

イランでよく見かけたものはこの写真のサンドイッチ屋さん。サンドイッチ屋さんでは具材がケースから見えるようになっていて、好きな具材をオーダーする形式。ほとんどお肉はケバブかハンバーグ、野菜はピクルス。
味は美味しいのですが、大きさ30cmほどあるのでボリューム満点!現地の人たちはペロッと平らげていました(笑)。

ここで要注意なのが町中のサンドイッチ屋さんでケースに並べられているところもあるのですが、ハンバーガーの写真やケバブの写真をメニュー表に載せているのですが、実際頼んでみると全て上の写真のサンドイッチなんです(笑)。

間違ってもハンバーガーと思って注文しないように!!!

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飲むヨーグルト・ドューグ

これはドューグという飲むヨーグルト。パッケージはかわいいし、日本の飲むヨーグルトを想像して・・・飲むのは大間違い(笑)!!

全く甘くないし、酸味と塩味でカルチャーショックを受けました。現地の人は夏には乾燥ミントを入れてキンキンに冷やして油っこいお肉料理やサンドイッチと一緒に飲んだりするそうです。

ちなみにイランの飲み物でマーオッシャイールというイスラムのためのビールがあります。イスラム教はアルコールドリンクが禁じられているため、アルコールドリンクに代わって、麦でできた炭酸入りジュースがあるんですよ。
私はビールが飲めないのですが、すすんで飲むことができました。ほんのりと麦の味わいが楽しめ、アルコール飲んでいる気分にもなれるし、フルーツフレーバーが多かったので、女性の好みのお味かもしれません! (これは日本で売り出したら大ヒットしそう…。)
また、イランのスタンダードな飲み物として、チャイハーネと呼ばれる紅茶喫茶があったりと、日常生活でよく紅茶を飲むシーンが多くあります。朝食には必ず紅茶で、イラン人は紅茶には砂糖は入れずに、紅茶をそのまま飲んで、砂糖をガリガリと溶かしながら食べることがイラン流だそうです。

今回紹介したイランの食事情はほんの一部ですが、実際に現地へ行ってみると、知れば知るほど面白いことが本当に多いのです。モスクやシルクロードの中継地としても栄えたバーザールの印象が強いですが、食にスポットをあてた旅も面白いのでは?

今回ご紹介したイランの食事情や、もっとイランを知りたい方は、「危険?そんなことはない!ペルシャ文化に心奪われる、イランの旅~イスラムの聖地マシュハド、世界の半分エスファハーン~」「危険?そんなことはない!ペルシャ文化に心奪われる、イランの旅~首都テヘラン、歴史的なバーザールのある街タブリーズ編~」も、読んでみてくださいね!

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Natsumi Daizen

Natsumi Daizen

生まれも育ちも大阪。日頃は映画宣伝したり、Airbnbしたり、たまにスペイン語翻訳したりしてます。グアテマラ留学を経て、グアテマラとコロンビアで働く。ラテンアメリカの文化に触れて、音楽・食べ物・人にすっかり魅了されてしまい、いつかラテンアメリカへ戻ることを決意。Cumbiaにはまっている大阪のOLです。



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