世界の”じもトーク” – ラムさん from ベトナム –

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日本にいる海外の方は、日頃どんなことを感じ、考えているのだろう。

旅をするのとその国に住むのとでは受け取るものが全く違う。
カルチャーショックを克服し、ちょっとした違和感や驚きを受け入れながらも
自分の生まれ育った国の文化も大切にし続ける、というのは旅では経験し尽くせないことです。

「世界の”じもトーク”」では、日本へやって来た海外の方をインタビュー。
留学生、社会人、旅人・・・様々なバックグラウンドを持った方々の物語を追うとともに
各国の地元の人ぞ知る良さや見所を、地元のトーク、「じもトーク」として紹介していきます。

今回、「世界の”じもトーク”」第一弾として、取材を快く受けてくださったラムさん。
普段はアメリカの会社で忙しく働き、ランチを食べる時間も無いのだとか。
勤勉家で真面目なラムさんですが、いざ取材当日となると、
どことなくそわそわとして緊張したご様子。
日本語を勉強中ということでしたが、ひとつひとつ丁寧に話して下さいました。

世界の“じもトーク” ラムさん編 from ベトナム

n1
(左から二番目がラムさん。ベトナム人の友達と迎えた日本のお正月。)

― まずラムさんのお名前と出身国について教えてください。

「名前はレイ・ラムと言います。ベトナムのハノイ出身で、
今はベトナム人の妻と一緒に日本に住んでいます。
私はアメリカの会社で、妻は日本の会社で働いています。
妻とはハノイで知り合いました。
ベトナムは飛行機だと日本から5時間半くらいかかり、
中国やカンボジア、それから太平洋に面した東南アジアの国の一つです。
ベトナムで大きい街と言えば、ハノイとホーチミンで、
ハノイは政治の、ホーチミンは経済の中心地になっています。
出身地のハノイは、都会ですが古い街です。」

v3
(ベトナムでの家族パーティでの食事)

―ベトナムの自慢できることと言ったら何ですか?

「ベトナムと言ったら料理。
どれも美味しいし、ベトナムの中でお勧めしたい場所は、
やっぱりハノイとホーチミン。
ハノイではおとながみんな歩道に集まって、座ってレモン茶を飲むのが習慣です。
仕事が終わった後はみなさん、ビールを飲んだりご飯を食べたりもします。
カフェとはちょっと違うし、日本の居酒屋ともちょっと違うけれど、
ベトナムのどこにでもある風景です。
でも、ホーチミンではレモン茶ではなくてコーヒーを飲みます。
どうして違うのかはわかりませんが。」

v4
(ベトナム、ダナンの海)

「海も綺麗でハーロン湾は世界遺産です。
ここへは友達と3回くらい行ったことがあります。
観光客だけではなく、地元の人もよく行く所です。
あとは「ニャチャン」という街も海に近いです。
泳いだりサーフィンをするわけではないのですが、ただじーっと海を見ているのが好きです。」
*ハーロン湾って?

v5
(ラムさんお気に入りの街、ホイアン。提灯が幻想的)

―日本人の友人がベトナムに来たら、ぜひ連れて行きたい場所や食べて欲しいものなどありますか?

「ホイアンという古くて伝統的な町です。
カラフルな提灯がたくさん並んでいる景色が好きなんです。
日本人が提供してくれた橋もあります。
ここは自分が住みたいくらい好きな街ですね。
旅行客はたくさん来るけれど、ハノイより田舎だし、とても静かだから。
人も優しいですしね。
それから、ここに行ったらぜひ食べたいのが「ミークァン」。
見た目は日本のラーメンに近いですが、味はちょっと違いますし、日本ではまだ見たことありません。
私の大好物なんです。」
*ホイアンって?
*ミークァンって?

v1
(ベトナムにて友達とのパーティ。囲っているのはカエル鍋)

「素敵なところがたくさんあるベトナムですが
同じベトナム国内でも、まだ私も行ったことのないところもたくさんあります。
「サパ」というラオスとの国境近くの伝統的な北の街は、まだ行ったことがないんです。
次にベトナムに帰ったらここへは絶対行きたいです、棚田を見てみたいんです。
あとはホーチミン。ここは旅行したことはあるんですが、
友達がたくさん住んでいて長い間会っていないので、会いに行きたいですね。」
*サパって?

v6
(お母さん手作りのバンチュング)

「でも、今のところベトナムへは帰るつもりはありません。
お正月も日本で過ごします。
一昨年のお正月は、妻と浅草寺へ行きました。
ベトナムのお正月と日本のお正月は似ています。
特別なことと言えば、ベトナムでは親戚や友人を訪ねることのほかに、
「バンチュング」というものをみんなで作って食べます。
周りがお米で、中にお肉を詰めて作るんです。
でも基本的には、家族と過ごしたり、友達と出かけたりします。
お年玉の文化もあります。わたしも昔、お父さんやお母さんからもらっていました。
今は日本にいるから、誰にもあげなくていいので、ラッキーです。笑」

v2
(ベトナムでの食卓。渡し箸は不行儀ではないようだ)

―日本へ来て受けたカルチャーショックがあったら教えてください。

「お正月は日本とベトナムで似ているけれど、
日本に来て驚いたことはたくさんあります。
まず温泉。
みんな裸になるから、最初はちょっと恥ずかしかったです。
ベトナムにも銭湯みたいなものはあるんでしょうが、
女性はビキニのようなものを、男性は下を履いて入ります。
それから電車。
とても混んでいるし、いつも時間通り正確だし。
ベトナムには電車はなくディーゼル車で、線路もあんなにたくさんありません。
あとお寿司。
最初は生魚があんまり好きではなかったんですが、今はだいすき。
わさびも納豆も大好き!
日本食とベトナム料理のどちらも大好きです。
でも、日本のベトナムレストランの料理は味が違うから、あんまり好きじゃないです。
わたしの妻も日本食が好きですが、彼女はベトナム料理の方がいいみたいです。」

n3
(日本のひな祭りに袴姿のラムさん。)

「ほかにも、びっくりしたことはいくつかあって、
日本人ではないですが、外国人から
今もまだベトナム戦争中だと思われていたのには驚きました。
日本人からは、ベトナム人て携帯電話持ってるの?って聞かれたこともあります。
でも、みんな持ってますよ、携帯電話。」

―なるほど。どこかの国へ行く時は、多かれ少なかれ、その国の大事な歴史を
見知っておくことは、楽しむコツですし礼儀なのかも知れません。ラムさん、ありがとうございました!
n4
(日本のお正月を楽しむラムさん)

始終緊張していたラムさんですが、
画像や地図を合わせて見せてくれながら話してくださいました。
インタビューが終わった後、ほっとしたように笑顔でバランスボールに座り込んでいた姿が印象的でした。

[Lam Le(レイ・ラム): 1986年12月10日ベトナム、ハノイ生まれ。ベトナム人の妻が日本の会社に就職すると同時に来日。アメリカの会社にITエンジニアとして真夜中から昼にかけてリモート勤務をしている。日本語勉強中。]

[ライター:立花実咲(@misakichie19)]

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Misaki Tachibana

Misaki Tachibana

富士山の麓で生まれ、今は日本文学を勉強中。好きな作家は川上未映子と堀田善衛。おばあちゃんになったら、国内外問わず、山の中で書道の先生をやるのが小さい頃からの夢です。



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